【ケア21が「やばい」と言われる理由4選】元社員の評判を解説!知らないと後悔する!?

ケア21 やばい

筆者・記事構成

本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。

質問者

介護系企業の「ケア21」の求人が気になって、インターネットで評判を調べたら「ケア21 やばい」とか不安になる検索候補が出てきて…実際はどうなの?

確かに、ネット上にはケア21のネガティブな評判も多いよね。

でも、一般的にネット上にある企業の評判は、その企業を辞めた元社員が書き込むことが殆どでネガティブな評判に偏りがち。

「情弱」の人は、ネガティブを読むと、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。

『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意。

国が行った調査で、新規学卒就職者で3年以内の医療・福祉業界の離職率は38%以上もあるんだ!

参考:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況

このことからも、就職先の選定がいかに重要であるか分かるよね。

そこで、このページでは、ケア21が「やばい」と言われる理由を深掘りして、そのネガティブな情報の裏にある良い点も説明するね。

このページを読むと、ケア21について、偏見なく企業分析をすることができるようになるよ。

元社員の評判を解説!ケア21が「やばい」と言われる理由

「やばい」と言われる主な要因に次の要素があるかな。

  • 退職する人が多い
  • シフト勤務がキツイ
  • キャリアが見込めない
  • スキルアップが望めない

これだけだと、よく分からないよね。

ここから「やばい」と言われる理由を深掘りしていくんだけど、理解してもらいやすいように先に「どのような企業か」から解説するね。

『もう知っているよ』って人は読み飛ばして。




どんな企業?

大阪市北区に大阪本社、東京都千代田区に東京本社がある株式会社ケア21は、高齢者を対象としたサービスを中心に、保育、障がい者支援といった福祉分野に加え、鍼灸マッサージ、介護人材育成、不動産など、多岐にわたる総合的な福祉サービスを提供している企業だよ。

総合的な福祉サービスを提供している企業っていこうこともあって、企業内でキャリアチェンジもできる環境が整っているかな。

Uターンや職員の家族や友人などを多数採用しているだけじゃなくて、2014年からは定年廃止、採用年齢を設けないなど今後の日本社会の雇用対策への取り組みを積極的に行っている企業と言えるね。

そんな、株式会社ケア21について、ネット上にあるネガティブな評判を見ていこう!

退職する人が多い

人手不足であるので急な出勤を命じられることがある。退職率が非常に高い。

引用:転職会議

これは介護業界全体に言えるといえるかな。

確かに介護の仕事は他の職種と比べて辞めちゃう人が多いというのは気になるところ。

実際、介護職員の1年間(令和3年10月1日から令和4年9月30日 まで)の離職率は14.3%と一般労働者の離職率が11.9%に比べても高いと言えるかな。

参考:事業所における介護労働実態調査 結果報告書

また、介護の仕事に就いた人の10人中6人が3年以内に辞職するということからしても離職率が高いと認めざるを得ないよね。

確かに、介護は他の仕事よりも離職率が高いけれど、スキルアップや自己実現、ワークライフバランスの調整など、前向きな理由というのも結構あるよ。

例えば、デイサービスや訪問介護のヘルパーを経験した人が、また違った形で地域で暮らす方を支えたいとケアマネジャーに転職したり、やっぱり現場が好きだからと、ケアマネジャーからデイサービスの職員になるとかね。

辞めるという点でいえば、転職したことがある人ならわかる人もいる思うんだけど、他の職場で働いてみると前勤めていた職場の方が良かったなぁと思うことがあるんだよね。

ケア21では退職した職員の採篆、を積極的に行っているというのは有り難いなって思う。

企業側から受け入れますよと言ってくれていると申し込む側としても安心出来る。

実際、毎年多数の人がケア21に再就職しているんだって。

やっぱりここが良かった、またここで働きたい会社と思われているなんて凄いなって思うんだよね。

シフト勤務がキツイ

基本的に常に人が足らない状態ではあったので、その点ではシフトで休みが希望通りにいかない場合もありました。

引用:openWork

介護はシフト勤務の所が多くて希望した休み通りに行かない場合もあるのがネック。

しっかり土日休みたいという人、土日にしたいことが集中している人にはシフト勤務の仕事は向かないかな。

確かに土日休みの友人や家族と出かける時などは日程調整に苦労することもあるよね。

シフト勤務じゃない仕事だったらこんなことで悩まなかったなんて思う人もいるかもしれない。

けれどもシフト勤務の良さを知るとそう思うことは少なくなるんじゃないかな。

シフト勤務の良いところは、役所や銀行の手続きだけでなく病院受診など平日しかやっていない所に行くときに有給休暇を使わなくても済むこと。

買い物も混みあっていないからゆっくり楽しめるようになると思うんだ。

希望休という形で平日休みを取れることが多いから自分が希望した平日に休める可能性も高い。

どうしてもこの日に休まないといけないときなんて本当にシフト制で良かったと感じるよね。

それと、中一日休みがあるとリフレッシュできる。

数日働くとまた休みが来るから休む日数は同じなんだけど、あと数日でお休みだから頑張ろうって思えちゃう人は多いんじゃないかな。

キャリアが見込めない

年収や働き方など、変化がほとんど見込めないと感じた

引用:転職会議

介護職は仕事内容が特化していて、他職種へのキャリアチェンジが難しいと言われているよね。

確かに、介護職の専門的な知識や経験は他の仕事で活かせるかというと難しい。

けれど、専門的な知識を活かせないのはどの職種でも起こることだと思うんだ。

キャリアチェンジを考えた時、介護の仕事はどんな仕事に就いても役立つスキルを沢山得られるって気が付いたんだよね。

例えば、認知症のあるご利用者様をはじめ、施設内で一緒に働く他の職員との信頼関係構築するためには高いコミュニケーション能力が必要になるし、ご利用者様の体調や気持ちなど細かな変化にも気づけるには観察力や洞察力があってこそだと思っているんだ。

とはいえ、他の企業に転職してのキャリアチェンジというのはなかなかハードルが高いと思う。

ケア21の場合は他職種への社内公募を行っているから企業内でキャリアチェンジが可能なんだよね。

社風も分かっているから企業間ギャップは生まれにくいし、社歴も評価される可能性は充分ある。

訪問介護から福祉用具、障害者施設からケアマネジャー、今はケアマネジャーを統括する管理職。

介護現場から不動産開発にキャリアチェンジした人もいる。

ここまで幅広いキャリアチェンジが出来るのは、様々な事業を運営しているからこそだよね。

スキルアップが望めない

社員教育がなくスキルアップができないので他所では通用しない人材になってしまう

引用:転職会議

介護の仕事は日々忙しく、スキルアップのための勉強時間が取りにくいというのはネック。

介護の仕事は全般を通してこれをやっておけば大丈夫というものは少なくて、試行錯誤や臨機応変さが求められる仕事だと思う。

そういうその場の変化を受け入れられる人でないとお客様と直接かかわるデイサービスや、訪問介護など介護の現場で働くのはちょっと厳しい。

その他にも、介護技術は日々進歩しているから自ら新しい技術を習得してスキルアップしようという気持ちがないと、他との差がついてしまうなんてこともあるよ。

新しい技術や情報提供の場はSNSにもあるけれど、その情報が正しいか自身で判断するのは難しい。

そのような時間や労力を少なくするためにも、自治体や会社で行う講座や研修に参加する人が多いんじゃないかな。

その点ケア21の研修や講座数は本当に凄いと思う。

会社員として必要なコンプライアンス研修やマナー研修をはじめ介護職員として必要な虐待防止研修、認知症ケア研修も実施してくれる。

その他にも対箴・ヨ係をスムーズにする為の知識、技術を学ぶコミュニケーション研修やリーダー研修など年間600以上の講座や研修を実施してくれている。

外部の講座や研修に参加するとなれば、受講料を支払わなくちゃいけないことを考えると自分の糧になる研修をこんなに開催してくれているのは本当に有り難いよね。

ここまで、ケア21のネガティブな評判を深掘りしてきたけど、他にもケア21が行っている取り組みがあるから少し紹介させて。




ケア21の凄いところ

人間関係がより良くなるための社内制度。

ありがとうほめカード、さん付け文化など社内の雰囲気が明るくなり、職員同士の人間関係がより良くなるような環境作りをしているんだ。

なかなか面と向かって褒めることは難しくても文字にすることで伝えられることもあると思うんだよね。

それと、褒められた部分はもっと良くしていこうという気持ちや、この部分は怠れないという気持ちにも繋がっていくので仕事に張りが出ていると思う。

それと、役職でなく名前で呼び合うという所もどこでもやっていそうでやっていない制度だと思うんだよね。

確かに役職で呼ぶことは社内の役割と責任の所在がわかりやすい、業務の指示命令系統が保たれる等いい面もあるけれど、立場による意見の差異が生まれたり、コミュニケーションが制限されるという面もあると思うんだよね。

どちらがいいかは人それぞれ考えはあると思うけれど、役職にとらわれない企業にしたい、より良い職場関係を創っていきたいというメッセージだと思うとそういう文化を取り入れてくれるのは有り難いと思うんだよね。

参考:ケア21|社内制度

定年が無い

ケア21は定年制度の廃止を実施していて、働く職員が自分がいつ仕事を辞めるのかを決められるんだ。

しかもこれを2014年4月1日から実施をしているというのだから本当に凄い。

定年廃止は正社員だけでなくてパートタイマーや中途採用に対しても適応されている。

ケア21で働く職員全員が仕事の関りかたを会社にゆだねることなく自分で決める権利を持っていると考えると今までの働き方への概念は崩れていくよね。

定年制廃止に伴って、パートタイマーや中途採用に関しても採用年齢の制限も無くなったんだ。

定年が無いなら採用年齢も制限はないよねという考えに飛躍するのが素晴らしいと思ってるよ。

政府も、企業に対し65歳までの雇用を確保するために「定年引き上げ」「定年廃止」「定年後も65歳まで継続雇用」のいずれかを実施するよう求めているしね。

定年制廃止、採用年齢の制限なしというケア21の取り組みは高齢者の割合が増えてくる日本にとってスタンダードになる日が来るんじゃないかと思わずにはいられないな。

まとめ

どうだったかな?

このページで伝えたかったことは、就職先の企業の分析をする際にネガティブな評判を読んでも、そのまま真に受けないで欲しいということ。

ネガティブな評判も業界全体の課題であったり、ケア21は改善しようと企業努力していたよね。

ハッキリ言うけど、全国の拠点がある大手企業の場合、ネット上にもネガティブな評判が多くなってしまうから、その企業だけの問題と思いこむのは危険だよ。