相談者
私も以前、公文の採点スタッフをやっていて辞めたことがるんだけど、その時から様々な理由で辞めていく人がいたね。
辞めていく人の中には、悩みが深くてどうしてもなく辞めていく人もいれば、もう少し頑張ってみた方がいいんじゃないて思う人もいたよ。
そこで、このページでは公文の採点スタッフはどのような理由で辞めていくのか、続けた方がいいと思うケースを紹介するね。
公文の採点スタッフを辞める前に、一度立ち止まって冷静に考え直すキッカケになったら嬉しいな。
公文の採点スタッフをやめたい場合、どうする?
バイトのトラブルで困っていたら
私がバイトしていた公文に限った話ではないけど…
人手不足が深刻になっている背景もあってか、バイトのトラブルが増えていて、国(厚生労働省)もバイト先でのトラブルを注意喚起しているんだ。
例えば、次のような事例が紹介されているよ。
※下記は公文であった事例ではなく、厚生労働省がバイト全般に対して注意喚起している事例です。
- 忙しくて休憩がない
- 開店準備や片付けの時間の時給が貰えない(サービス残業)
- パワハラ等のハラスメント
- 職場のいじめ
- 売れ残った商品を買わされる
- 学校のテストがある日でもシフトを入れられる
- 代わりを見つけないと辞めさせてくれない
バイト先のトラブル等で辞めたいけど、行動が出来ずに悩んでいる人向けには、以下のページでバイトを辞める手順を紹介しているよ。
続いて、公文の採点スタッフを辞めたくなる理由を見ていこう。
採点量が多すぎて作業が追い付かない
スタッフに対して生徒数が多数の教室で働くことになると、採点する量が膨大だから作業がちっとも追いつかなくて本当に大変なんだよね。
しかも、生徒を長く待たせるとクレームが入るから、「急がなきゃ!」っていうプレッシャーもあって・・・。
でも間違えると生徒に迷惑がかかってしまうし、単純作業とはいえ、早く正確に膨大な量を処理することを求められると、結構きついよね。
特に夏休み期間中は生徒がたくさん来るから、採点待ちの行列が出来ちゃうんだよね。
待ち時間があんまり長いとおしゃべりを始める子や、やることがないからって帰っちゃう子までいる。
自分は一生懸命やっているのに、どんどん教室の運営が回らなくなっていくのはしんどかったな。
でも、そういう状況になったら教室責任者の人に注意してもらって大体何とかなっていたんだけどね。
それに、作業が追い付かないのは、サボっているわけじゃなくて人手不足が原因だということは把握しているだろうしね。
もし教室責任者が対応してくれなかったり、理解してくれない場合は、働き続けるのもしんどいし、マイペースに働けるような別のバイト先を検討してみるといいと思うよ。
採点以外の雑務も多すぎて、マルチタスクがつらい。
求人では採点スタッフとして募集されていたんだけど、実際にはその他の業務の負担が大きすぎてキャパオーバーになって辞めちゃったんだよね。
具体的には、宿題の管理や成績表の記入、季節のイベント行事の買い出し、お迎えに来た保護者の対応、あとは教室やトイレの掃除とかかな。
マルチタスクが多くて、優先順位を決めて処理していかなきゃいけないから、私みたいに一つの仕事に集中して黙々と取り組みたいタイプの人は、慣れるまでに時間がかかるかもしれないね。
あと単純に業務の種類が多すぎて覚えるのが大変。
でも子どもと接するのが好きで、子どもたちのために働きたい人だったら苦にならないと思うし、やりがいもあるからきっと頑張れると思うよ。
多分黙々と集中してやるよりも、テキパキ働きたい人の方が向いているんじゃないかな。
公文は教室によっては採点だけやらせてくれる教室もあるみたいだから、もし雑務が多いことがきつかったら違う公文教室を探してみるのもありだと思うよ。
困っている生徒にアドバイスできないのが心苦しい
教室にもよると思うんだけど、私が働いていた教室では、採点スタッフは基本丸付け以外の業務をしては駄目で、困っている生徒がいてもヒントを出したり解説をしたりすることができなかったんだよね。
(最初に説明した通り、雑務は結構ある。)
答えの参考になる公文教材のページを教えてあげるくらいがせいぜいだったかな。
だから生徒が同じ問題を間違え続けていても、こちらは何度もバツをつけて生徒に返却することしかできないのがつらかったんだよね。
小学校低学年くらいだと、泣き出す子もいてさすがに可哀想だったな。
公文は基本的に生徒が自力で正解にたどり着くのをサポートする方針で、公文に入る生徒やその親はそれを分かった上で入会してきているんだからクレームにつながったりはしないんだけどね。
それに、小さい子はお迎えが遅くなったり友達と喧嘩になったりして泣いているのを時々見るから、慣れてしまえば気にならなくなるかも。
泣いた後は割とケロッとしてるしね。
でも、公文の指導方針が自分の考えと合わないと感じているなら、働く学習塾を変えてみてもいいかもね。
小さな子どもとのコミュニケーションが大変。
採点のバイトって黙々と丸つけをする内職みたいな仕事だと思われがちだけど、生徒の対応も結構任されたりして、意外と積極的なコミュニケーション能力が必要なんだよね。
教室に来る生徒さんは大体小学生以下だから、集中力が続かなくて遊びはじめる子や問題が解けなくて泣きだす子がちらほらでてくることも。
そういう子に注意したり、励ましたり、声掛けをしてあげないといけない場面って結構あったり。
あと、やっぱり大人が褒めたりして構ってあげたほうが小さい子は楽しく勉強してくれるしさ。
子どもって素直な反応がかえってくるから面白いし、働いてて楽しいなって思うこともあるんだけどね。
もし、毎回小さい子どもの対応をするのがしんどいなーって感じてるなら、教室責任者に手がかかる子は担当をお願いできないか、相談してみるといいと思うよ。
でも、そもそも基本的に小さい子どもと接するのが苦手なタイプだと公文みたいに児童を相手にする職場で働くのは大変かもしれないね。
騒がしい環境でミスなく仕事するのが難しい。
学習塾って静かで図書館みたいな職場環境のイメージがあるけど、公文は教室によっては結構騒がしいところもあるんだよね。
採点って間違えるとその分生徒に迷惑がかかるし、不信感を抱かれたりするわけだから、絶対にミスしちゃいけないのに周囲がうるさいとどうしても気が散ってしまうのがしんどかったな。
採点の業務自体は単純作業には変わりないし、基本座り仕事だから体力的に楽なのはありがたかったけどね。
17時~18時 あたりの遅い時間になると高学年の小学生や中学生が増えて静かになってくるから、責任者に相談してシフトに入る時間を調整してもらえたら多少は改善できるかも。
教育分野の仕事がいいけど、どうしても子供の騒ぎ声がストレスになる場合は、中高生向けの学習塾を選んだ方がいいかも。
まとめ
公文の採点スタッフを辞めたいと思う理由は人によって様々だと思う。
いずれにしても感情や思いつきで辞めてしまうのではなく、すこし冷静に考えて結論を出そうね。
考え直したけど、辞めるって決めた場合は、次のページで辞め方を紹介しているよ。