質問者
確かに、ガソリンスタンドでバイトでヤバいミスをして怒られたこともあるよ…
でも、一般的にネット上にはガソリンスタンドのバイトは覚えることが少ない、暇、楽といった情報の方が多いよね。
そのような楽観的な情報は大手求人サイトで紹介していることが多いんだ。
「情弱」の人は、その情報が全てだと思い込んで、ガソリンスタンドのバイトに応募してギャップに困惑してしまうことも。
『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意!
国(厚生労働省)が行った調査では、アルバイトを経験した学生で48%以上が労働条件等で何らかのトラブルがあったと回答していて、いかにバイト選びが重要か分かると思う。
参考:厚生労働省|大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査結果
そこで、このページでは、実際にガソリンスタンドでバイトした経験をもとに、良い点・きつい点を解説するね。
このページを読むと、ガソリンスタンドのバイトについて公平な視点で知ることができるよ。
『ガソリンスタンドのバイトを辞めたい』って人はコチラのページを見てね。
元バイトが解説!ガソリンスタンドのバイトはきつい?怒られたことある?
実際にバイトしてみて「きつい」って感じたのは次の点かなぁ。
- ガソリンスタンドのバイトで怒られる
- 忙しい時・暇な時どちらもきつい?
- 挨拶や礼儀に厳しくてきつい
- 体力的にきつい
これだけだと、よく分からないよね。
ここから実際の経験をもとに「きつい」点を説明していくんだけど、理解してもらいやすいように先に仕事内容から説明するね。
『もう知っているよ』って人は読み飛ばして。
ガソリンスタンドのバイトって何をする?
ガソリンスタンドの仕事って実は結構やることは多いんだよね。
メインとなる作業は給油や洗車だけど、他にもタイヤ交換、オイル交換、故障とかのトラブル対応などなど。
パーツ交換系や故障とかのトラブル対応は、専門的な知識やスキルが必要だったりするから、社員の人が担当することが多いかな。
資格を持ってたり、希望すればやらせてもうこともできると思うけど、自分は給油と洗車だけやってたね。
“だけ”って言っても、もっと細かく言うと窓拭き、空気圧チェック、車内清掃とかもあるんだけどさ。
もちろん、専門的な作業もできた方が給料は高いけど、自分は整備関係にそこまで興味もなかったし、やることも増えそうだったからっていう理由もあって、メインの業務のみ担当って感じだった。
基本的に同じことの繰り返しだから、慣れれば簡単と言えば簡単だけど、まあいろんなシチュエーションがあるから一概に簡単な仕事とは言えないね。
立ち仕事だからもちろん体力も必要になってくるし、冬は寒い中濡れたタオルを畳まないといけなかったり、いろんなお客さんとやりとりするからコミュニケーション力も必要だね。
自分はコワイ系のお客さんに怒鳴られたこともあるし、給油ミスして大変な事になったこともあるよ。
そんな、ガソリンスタンドのバイトだけど、実際にどのような点で「きつい」と感じたか見ていこう。
ガソリンスタンドのバイトで怒られた!
一番やらかしたミスは、油種間違い。
ディーゼル車にレギュラー入れたよ。満タンに。
その時のお客さんとのやり取りは、お客さん「満タンで」、自分「レギュラーでよろしいですか?」、お客さん「うん(スマホ見ながら)」って感じだったから、100%自分のミスというよりはコミュニケーションエラー言うべきなのか。
ちなみに、そのあとの「レギュラー満タン入りまーす!」でもお客さんは気づかず、給油後の「レギュラー満タン入りましたー!」を聞いて初めて「おいレギュラーちゃうぞ!」と言われたって感じ。
その後、先輩やマネージャーが来て謝罪して、タンク洗浄するハメになったね。
あと、これも自分のミスかは微妙な事例だけど、洗車が終わって店内にお客さんを呼びに行く時、車のナンバーで呼ぶ事になってるんだけど、その時の車がフルスモークのセダンでナンバーが”・・・1”だったのよね。
それで「1番のお客様お待たせいたしましたー!」って言ったら、「おいこら、ナンバーで呼んでも分からんやろが!」って怒鳴られたわ。
「いやいや反応してるって事は分かってますやん」とツッコむ勇気はもちろんなく、素直に謝ったけどね。
忙しい時・暇な時どちらもきつい?
これはセルフかフルサービスによっても変わると思うけど、暇な時もあれば忙しい時もあるよ。
暇な時は、窓拭き用タオルを延々と畳みながら雑談タイムだね。
人間関係がいい職場だと暇なときはいいけど、人間関係がギクシャクした人とだと暇な時間帯はわりと地獄。
忙しい時は、次から次へと車が来るので、「あの車はあの車より先に来たから」とか「あの車は給油後に洗車があるから」とか、優先順位を考えながら動かないとお客さんを苛立たせてしまう。
あと、暇か忙しいかは天気によって左右されることが結構多くて、雨の日は基本的に暇な日が多い気がする。
雨の日って洗車する人はほぼいないし、給油する人も比較的少ないんだよね。
逆に雨上がりの日は、汚れた車を綺麗にしようと洗車する人が増えるし、給油する人も比較的増えて忙しかったりする。
挨拶や礼儀に厳しくてきつい
基本的にそんなに厳しい仕事ではないと思うけど、発声とかお辞儀とかは、繰り返し練習したかな。
入ったばかりの頃は、ガソリンスタンドの端に自分、逆サイドの端に先輩が立って、先輩の「いらっしゃいませー!」をOKもらうまで復唱したり、お客さんが来て「オーライオーライ!はいOK!」ってしたあとのお辞儀のタイミングや角度なんかは、店長にチェックされて結構指摘もらったね。
でも、店長や先輩達は優しかったから自分は厳しいと感じたことはあまりなかったよ。
体力的にきつい
ずっと立ち仕事で、忙しい時は小走りで次から次へと給油したりするから、体力は必要かもね。
かといって、重たいものを持つこともほとんどなかったし、屋根もあるから直射日光を浴びながら作業することもない。
あとは有線放送がかかってるから、好きな音楽が流れたときとかはテンション上がるね。
でも冬はきつかったかな。寒い中濡れたタオルを畳んだりするから、手が冷たくて寒かったよ。
まとめ
改めてガソリンスタンドのアルバイトについてだけど、車が好きな人とか、いろんなお客さんとも円滑にコミュニケーションとれるような人、あとは体力に自信がある人には向いてるかもね。
簡単にざっくりまとめるとこんな感じ。
- 立ってるだけじゃなくて、以外とやることは多い
- メインは給油、次に洗車
- パーツ交換とか専門的な作業もあるから、車好きにはおすすめ
- 雨の日は暇、逆に雨上がりの日は忙しい。
- お店によっては発声やお辞儀など厳しくチェックされることも
- 車は高価な物なので、ちょっとしたミスで何十万と修理代がかかることもある
- コワイ系の人(と言っても優しい人もいる)や、優しい常連さん、いろんなお客さんがいる
このようにガソリンスタンドのバイトって楽な事だけじゃないから、自分に合っているか冷静に考えてバイトに応募しようね。
実際はバイトしてみてどうだったの?