質問者
確かにブックオフのバイトは中古品と扱う特性上、覚えることが多くてきつい事あったけど、良かった点もあったよ。
一般的にネット上に書き込まれているバイトの口コミは、そのバイト辞めた元店員が書き込むことが殆どで、悪い口コミに偏りがちなんだ。
「情弱」の人は、悪い口コミを読むと、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、仮にそのバイトが合っていたとしても敬遠しちゃうことも。
自分は「情弱」じゃないと思ている人ほど要注意!
国(厚生労働省)が行ったアルバイトに関する意識調査では、アルバイトを経験した学生で48%以上が労働条件等で何らかのトラブルがあったと回答していて、いかにバイト選びが重要か分かると思う。
悪い口コミも人によっては、それほど心配しなくてもいいこともあるから、ブックオフのバイトが「きつい」と言われる理由を深掘りして説明するね。
これを読むと「ブックオフ」のバイトについて偏見なく知ることが出来るよ。
『ブックオフのバイトを辞めたい』って人はコチラのページを見てね。
元バイトの口コミ!ブックオフのバイトが「きつい」と言われる真相は?
「きつい」と感じた主な点は次の通りだよ。
- 覚える仕事が多くてきつい
- 思ったより力仕事が多くてきつい
- ホコリで汚れるところがきつい
- 年末年始が忙しくてきつい
- クレームを言われると精神的にきつい
これだけだと、よく分からないよね。
ここから、「きつい」点を深掘りしていくんだけど、理解してもらいやすいように先に仕事内容から説明するよ。
『もう知っている』って人は読み飛ばして。
「ブックオフ」の仕事内容
ブックオフには「買取」「加工」「補充」「販売」という4つの仕事のサイクルがあるよ。
この4つのサイクルが上手く循環して、お店が回っているんだ。
ブックオフに入ったら、まず研修で仕事内容を覚えて、その日ごとにリーダーの指示に従って役割分担しながら働くよ。
「買取」は、お客さんが持ってきた書籍やCDなどを値付けして買い取ること。
基本的にバーコードを読み取って端末に入力した後、お客さんが了承してくれたら買取成立という流れになるよ。
ときどき想像以上の買取価格で売れたって喜んでくれるお客さんがいて、こっちまでうれしくなっちゃう。
「加工」は、買い取ったものをラベルと呼ばれている値札をつけて商品にすること。
ラベルを貼るだけじゃなくて、袋詰めしたり汚れていたら綺麗にしたりするよ。
集中して黙々とできるカンタンな作業だ。
「補充」は、加工した商品をどんどん棚に陳列していくこと。
たとえばコミックだったら、出版社や作者順に棚に並んでいるから、その順番通りに補充するよ。
棚の下にはストッカーという商品を一旦保管する場所があって、売れ具合によって棚に出す量や種類を調整するんだ。
最後の「販売」は、レジ打ちのこと。
お客さんが気持ちよく買い物できるように、笑顔で接客するよ。
丁寧に説明されたマニュアルがあるから、はじめて接客業をする人も安心してね。
そんな、ブックオフのバイトに関する「きつい」点を詳しく見ていこう。
覚える仕事が多くてきつい
基本的に4つのサイクルを全部できるようになる必要があるから、覚える仕事の量が多いよ。
マニュアルもそれぞれのジャンルごとに何冊もある。
最初のうちはできないことが多くて、戸惑ってしまうかもしれないね。
でも、トレーニーと呼ばれる新人の期間中は、メインの教育担当の人がついて丁寧に教えてくれるよ。
私は分からないことがあったらすぐに教育担当の人に聞いていたかな。
難しい作業はないから、仕事に慣れてきたら自分から動いてスムーズに働けると思う。
思ったより力仕事が多くてきつい
買取でたくさん売りたいものを持ってきてくれるお客さんがいると、運ぶのに力がいるときがあるよ。
書籍をぎっしり詰めた段ボールを何箱も持ってきてくれる人がいると、台に運んだり下ろしたりするから足腰がつらいかも。
私はそういうとき、台車を使って中身をわけたり、ちょっとずつ持って行って効率よく端末に入力できるように工夫していたよ。
どうしても重いものは、周りのスタッフが手伝ってくれるはずだから大丈夫。
困ったら先輩や上司の助けを呼ぼう。
ホコリで汚れるところがきつい
ブックオフはリユース店で、主に中古の商品を扱っている。
だから、ときどきホコリやシミで汚れているものがあって、綺麗好きな人にとってはきついかもしれない。
特に買取の段階だと、ずっと保管していたホコリがついたものをそのまま持ってきてくれるお客さんがいるよ。
ただ、全部の買取がそうってわけじゃない。
状態がよくないものはお返しか引き取ることになっているし、新品同様の綺麗な状態で売りに来てくれるお客さんもいっぱいいるよ。
状態のいいものは売れやすいし買取も早く済むから、私はうれしかったな。
年末年始が忙しくてきつい
年末年始のブックオフは買取のキャンペーンやウルトラセールというセールをやっているから、忙しくなる。
私が働いていたお店も、年末は大掃除をして出てきたものを売りに来るお客さんであふれて、普段の2倍以上慌ただしくなっていたよ。
でも、お客さんがたくさん来ると売れ行きもよくなるから、自分が作った棚の商品が売れていくのを見るとすごくうれしい。
それに、やることが多いと時間が過ぎるのも早く感じる。
やりがいを持って仕事に没頭できるから、暇すぎて時間がなかなか進まないよりずっと楽しいよ。
クレームを言われると精神的にきつい
たまに、商品や接客に対してきついことを言ってくるお客さんがいる。
私も商品を探してほしいと言われたとき、理不尽に怒られたことがあってちょっと落ち込んだときもあったよ。
ただ、知っておいてほしいのは、こわいお客さんはお客さんの中でもほんの一部だってこと。
商品の場所まで案内して、笑顔で「ありがとう」って言ってくれる優しいお客さんがほとんどなんだ。
買い物をして満足そうに帰っていくお客さんを見て、いい気分になることも。
大きなクレーム対応は先輩や店長が対応してくれるから、安心してお客さんに接してね。
ここまで、「きつい」点を説明してきたけど、もちろん良かった点もあるから参考に説明するよ。
「ブックオフ」の良い点
趣味の合うバイト仲間を見つけやすい
一緒に働いているアルバイトの人は、コミックやアニメ、ゲームが好きな人が多いよ。
コミックやアニメグッズを売っているから、取り扱っている商品に惹かれてブックオフで働きたいって思うんだろうね。
だから、バイト先で同じ趣味の合う仲間が見つけやすいんだ。
推している作品の話をして「それ私も好きなんです!」って意気投合することがよくあるよ。
私も休憩中に「今期のアニメなに観てる?」ってアニメの感想の話題で盛り上がっていたかな。
ポケモンカードや遊戯王みたいなトレカが好きな人も多いから、対戦やコレクションをしている人にもおすすめだよ。
コミックやホビーなどの商材に詳しくなる
コミックやホビーがずらっと並んだ棚に商品を補充するとき、目に触れる機会が多いから自然に扱っている商材に関して詳しくなれるよ。
アニメ化やドラマ化されているコミックは売れやすいから、最近どんな作品が人気なのかっていうトレンドも追えるんだ。
自分も欲しいと思ったら、社割を使って定価より安く買えるのも大きなメリット。
私は前から欲しかったフィギュアがタイミングよく手に入ったときはうれしかったな。
趣味とアルバイトを両立させたい人にはすごく合っていると思う。
昇給制度がある
ブックオフのスタッフにはランクがあって、がんばり次第でどんどん時給を上げられるキャリアパス制度があるよ。
最初は新人期間のトレーニーから始まって、チャレンジャーC、チャレンジャーB……っていう風にランクと時給が上がっていくんだ。
私はチャレンジャーっていう呼び方がゲームみたいに思えて、楽しくキャリアパスを目指せたかな。
自分の努力が認められる昇給制度のおかげで、やりがいを感じながら働けるよ。
それに、先輩に褒められた経験は、キャリアパスだけじゃなくて自分が成長できたっていう自信にもなると思う。
ずっと同じ時給は嫌だって人や、成果に見合ったお給料をもらいたいって人にはピッタリじゃないかな。
まとめ
ブックオフは覚えることが多かったり力仕事があったりしてきついところもあるけど、仕事内容はカンタンな作業が多いし、分からないことは他のスタッフがサポートしてくれるよ。
アニメやコミックが好きだと話が合う人が見つかりやすいから、趣味をたくさん持っている人や好きなものが多い人にもおすすめ。
ただ、取り扱っている商材に興味がないと、もしかしたら退屈に感じるかもしれない。
そんな人でも、昇給制度のおかげでモチベーションを保ちながら働けるんじゃないかな。
好きなものに囲まれて働きたい、趣味に使うお金を稼ぎたいって人にとってブックオフはとても合っていると思う。
社会のマナーも学べるし、アルバイトで経験もお金も趣味のグッズも一気にゲットしたい人は得られるものがきっとたくさんあると思う。
ブックオフのアルバイトに少しでも興味があったら、一度面接に応募してみたらいいんじゃないかな。
ブックオフは、趣味の合う仲間と一緒に楽しく働けるアルバイトだと思うよ。