【競馬場のバイトきつい理由5選】元バイトの口コミ!JRAのバイトはきつい?

競馬場 バイト きつい

質問者

JRA「競馬場」でバイトしようと思って、インターネットで口コミを調べたら「競馬場 バイト きつい」とか不安になるような検索候補がでてきて…実際はバイトしてみてどうだったの?

確かにネット上には競馬場のバイトに関して、悪い口コミも多いよね。

でも、一般的にネット上に書かれているバイトの口コミは、そのバイトを辞めた元従業員が書くことが殆どで悪い口コミが偏りがちなんだ。

「情弱」の人は、そのような悪い口コミを読むと、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、仮にそのバイトが合っていたとしても敬遠しちゃうことも。

自分は「情弱」じゃないと思ている人ほど要注意!

国(厚生労働省)が行った調査では、アルバイトを経験した学生で48%以上が労働条件等で何らかのトラブルがあったと回答していて、いかにバイト選びが重要か分かると思う。

参考:厚生労働省|大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査結果

悪い口コミも人によっては、それほど心配しなくてもいいこともあるから、競馬場のバイトが「きつい」と言われる理由を深掘りして説明するね。

これを読むと競馬場のバイトについて偏見なく知ることが出来るよ。

『競馬場のバイトを辞めたい』って人はコチラのページを見てね。

元バイトの口コミ!競馬場のバイトが「きつい」と言われる真相は?

「きつい」と思った主な要因として次の点が挙げられるかなぁ。

  • 発売機の故障でクレームがきつい
  • 有人窓口でのプレッシャーがきつい
  • 納金で金額が合わないときつい
  • 人間関係がきつい
  • 馬券が買えなくなる

これだけだと、よく分からないよね。

ここから、「きつい」点を深掘りしていくんだけど、理解してもらいやすいように先に仕事内容から説明するよ。

『もう知っている』って人は読み飛ばして。




JRA競馬場の仕事内容

以前は競馬場のイメージってあまり良くなくて…

競馬場のバイトの大先輩は「昔は近所の人の目を気にして洗濯した制服を隠して干すようにしてた」って言ってたよ。

でも今はCMのおかげもあってか、JRAのバイトって「いいとこ行ってるじゃん」って反応になってきているんだよね。

競馬場の馬券売りの仕事は主に馬券の発売、窓口からの接客対応、発売機の管理、納金。

スキルが必要なことは全くないから、アルバイト(従事員)を始めてから覚えていくことになるの。

 馬券(勝馬投票券)って!?

競馬をしたことある?

ある!なら大丈夫。

だけど競馬をしたことがない人が働くにあたってまず大変なのは、どんな種類の馬券があるのかを覚えなくちゃいけないこと。

JRAの発売機(自動発売機・払戻兼用機・UMACA)で買える馬券は単勝・複勝・応援馬券・馬連・枠連・ワイド・馬単・三連複・三連単・WIN5の10種類。

さらに連単ながし・連複ながし・ボックス・フォーメーションって買い方があるし、それに対応したマークカードがあるから最低限それだけは覚えないとダメ。

機械の裏側にいる私たちのメインとなる仕事は、お客様にスムーズに馬券を購入していただくこと。

だからお客様のエラーを見つけたら窓口から顔を出して困っておられるお客様の手助けをしなくちゃいけない。

ちょっと大変そうだよね、でも大丈夫!

しっかりした研修もあるし、アルバイトを始めて1年くらいは初心者だと分かるように名札に印が付くから先輩方がフォローしてくれるよ。

そんな、競馬場のバイトに関して、「きつい」点を見ていこう。

発売機の故障でクレーム!?

私たちが扱うJRAの発売機は自動発売機・払戻兼用機・UMACA入出金機の3種類。

発売機に釣銭や払い戻し用のお金を出し入れしたり、馬券を装填したり、お客様のエラー修正のお手伝いをするよ。

ただし、適切な操作をしないと機械がが止まってしまうことがあるの。

お客様が購入されている最中に機械が止まって馬券を買うことができなくなり、そして買えなかった馬券が的中してしまうと…もちろんお叱りを受けることになるし、申し訳なさでいっぱいになってしまう。

でも、決められたルールでの操作をしていたらほとんど回避できるから、そこだけしっかり抑えたらOK。




 有人窓口でのプレッシャーがきつい

今はどこのWINS(場外馬券売場)や競馬場も、マークカードやスマホで作成したQRコードを使って発売機で馬券を購入してもらうのが一般的だけど、有人窓口も存在している。

有人窓口ではお客様から購入される馬券をお伺いし、確認しながら入力するよ。

「中山11レース三連単で1-2-3」などなど。

聞き漏らすことなく入力し、馬券を発券して精算、支払われたお金を手持ち金庫に片付けて終了。

ここで大変なのがお金のやり取り。

画面に◯枚△△△円と表示されるから、ぴったりの金額を支払ってもらえたらいいんだけど、中には例えば3,600円の馬券に対して5,100円を支払われる方もいらっしゃる。

普通に1,500円のお釣りをお返しするだけなんだけど、レースの締め切り間際で他のお客様が並んでい」ると焦ってしまい、あれ?お釣りいくらだ?なんてことになってしまうことも。

もちろんマイ電卓を持ち込んで計算するのもOKだけど、時間との戦いの中電卓叩くのも躊躇してしまう。

また、もらったお金をしまい忘れて次の接客を始めると、残されているお金の出所が分からなくなってしまうことも。

忙しければ忙しいほど無意識に作業してしまうから要注意。

もし過不足が発生すると事故金になっちゃう。

今、有人窓口は縮小されているし、有人窓口に買いに来る方も少ないからこんな羽目になることはないかもしれない。

でも、もしも有人窓口に配置されたら焦らず確実にこなそう。

納金で金額が合わないときつい

最後に発売機からお金を回収、計数し、ご明算となれば業務終了。

だけど絶対に合うはずなのに、過不足が出ることが多々ある。

機械の中にお金が入ったままになっていないかな?計数した枚数があっているかな?

みんなで探し回る羽目になるよ。

すぐに見つかればいいんだけど、残業になることも。

最終的にはほぼ見つかるんだけど、もしも自身のミスだった場合は落ち込んでしまう。

それでもお金が合えばOKの世界。

犯人探しなんかしない人たちがほとんどだから大丈夫。

失敗してもそのミスを教訓にすればよし。

 人間関係がきつい

どの職場でもそうだけど、女性だけの職場はちょっとしんどい、面倒くさい。

これは当たり外れの問題なのでどうしようもないけれど、一開催(基本は土日8日)長くても二開催ごとに建屋(勤務する部屋)が変わるから次に期待しよう。

面倒な人はほんの一握り。

パワハラ相談窓口も設置されているから安心してね。

一生懸命仕事を覚えようとしている姿勢が伝われば、きっと力になってもらえるよ。

馬券が買えなくなる

競馬好きの人にとっては残念な話だけど、在籍中はJRAで開催される競馬の馬券は購入できなくなっちゃう。

よそのWINSや競馬場で買えばいいと思うかもしれないけれど、JRAの職員さんは色々なところに出張されるので、可能性としては極めて低いけれど万が一見つかってしまうと解雇される。

でも、地方競馬の馬券は買えるよ。

JRAでお仕事をしている間は我慢しようね。

ここまで、競馬場のバイトの「きつい」点を説明してきたけど、もちろん良かった点もあるから紹介させてね。




競馬場のバイトの良いところ

たまに祝日も開催があるけれど基本土日のみの仕事。

平日は家にいたい人、学校や仕事がある人にはおすすめだよ。

また、配置される建屋によっては実際に馬が走っている姿を見ることができるんだ。

他には、色々な人が働いているJRAの競馬場。

いろんな人と知り合いになれるから、役立つ情報やためになる話が聞けるよ。

美味しいスイーツのお店や料理のレシピ、健康法などなど。

人生の先輩方から学ぶこともたくさん。

組合がしっかりしていて要望が反映されやすいし、無給だけど産休、育休、病休、介護休暇も取れる。

アルバイトの待遇としては申し分なし!

まとめ

これは良い点でもあるんだけど、定年退職以外の退職者はほぼいないぐらいに少ないし、学生時代から30年40年続けている人も大勢いるよ。

それだけ女性が続けやすい環境が整っているってこと。

競馬場の仕事って特殊な仕事だから最初は緊張するかもしれない。

でも、みんな最初は初心者なんだから臆することなくチャレンジしてほしい。