システナ 誰でも受かる【理由7選】システナの面接に落ちた人の特徴は?

Youtube動画でも「システナが誰でも受かる」主な理由を解説しているので、さくっと確認したいひとは動画で確認してください。

筆者・監修

某大手IT系企業で採用担当。IT業界は15年以上でIT業界の就職・転職事情に熟知している。

質問者

先日、システナの面接に落ちたんだけど人間性を否定されたような気がして…。「システナは誰でも受かる」って情報があっただけに、落ち込んでいるんだよね。

確かに、誰でも受かると言われる企業の面接に落ちると辛いよね。

だけど、「システナは誰でも受かる」という情報は嘘。

いくら人材不足が深刻と言われているIT業界でも「面接で落ちた」人は必ずいるし、システナの採用担当者もその人の人間性を否定して不採用にしている訳ではないんた。

重要なのは、面接で不採用になった原因を分析して、次の面接に備える事。

そこで、このページでは、「システナは誰でも受かる」と言われる理由と、「システナの面接に落ちた人」の原因を解説するよ。

あと、システナの話ではないけど、一般的に「誰でも受かる」と言われる企業に入社する場合、次のリスクがあるから慎重に検討する必要があるんだ。

  • 単純作業でスキルを必要としない(キャリアップが難しい)
  • 収入アップが難しい
  • 長時間労働の傾向がある
  • 人間関係が良好ではない可能性がある
  • 離職率が高い可能性がある

※上記はシステナの事ではなく、一般的に言われている事。

「誰でも受かる」と言われる企業に就職を考えている人の特徴として、自分に自信がなかったり、市場価値を低く見積もっている人が多いんだ。

もし、あなたが「誰でも受かる」という理由で就職先を決めようとているのなら、一度以下のサイトでご自身の「市場価値診断」をしてみて。

スマホで診断が出来て、私は意外な結果で、転職について考え直す良いキッカケになったんだ。

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自分のスキル・経験に自信が持てなくて、誰でも受かりそうな企業に就職を考えているなら、一度自分の「市場価値」を確認しないと就職に失敗するよ。

「システナが誰でも受かる」と言われる理由は?

誰でも受かると言われる主な理由は次の通り。

  • IT知識が無くても応募可能だから
  • 客先に常駐して作業を行うことが多い
  • 離職率が高い
  • 女性の技術者を増やしている
  • 新卒採用に力を入れたら売上高が増加したから
  • DX化による事業拡大が進んでいる
  • 社歴が長く収益が安定しており雇用する余裕がある

ここから、「誰でも受かる」と言われる理由を深掘りして説明していくんだけど、理解してもらいやすいように先にシステナがどのような企業でどのような求人があるか説明していくよ。

システナの概要、求人の内容と仕事内容

株式会社システナは、システム開発から保守運用・機器販売に至るまで、顧客のIT戦略をトータルサポートするSIer。

本社は東京都港区にあって、全国に事業所や開発センターなど11か所の拠点を持つよ。

新卒、中途採用(第二新卒)をおこなっているんだ。

2010年代からは海外事業や投資育成事業も立ち上げ、事業分野をさらに拡大。

社内受託開発だけでなく客先常駐の案件も増加しているので、人材が不足している。

そのため、新卒を対象とした大規模な採用活動に力を入れているよ。

職種はシステムエンジニア(SE)職、ITサービス職、営業職の3つ。

システムエンジニア

主に客先に常駐し、システムの設計、開発、評価や保守をおこなう。

社会インフラ系基盤システムから企業の業務システムまで、プロジェクトは広範囲に及ぶ。

クラウドソリューションを始めとする最先端技術を使用する現場もある。

ITサービス

顧客がITを活用するときのあらゆるサポート業務を請け負う職種。

代表的なものだとヘルプデスク業務やITサービスの企画提案、客先でのIT研修実施、インフラ運用サポート、PMO(プロジェクト支援)などがある。

営業

中堅〜大企業まで訪問しITに対する要望を確認、システムの提案や機器の提供をおこなう。

いわゆる「御用聞き」ではなく、潜在ニーズを引き出す力が求められる。

これらの点を踏まえて、システナが「誰でも受かる」と言われる理由を見ていこう。

システナが誰でも受かると言われる理由

業界事情も含めて会社の特徴を紹介するね。

IT知識が無くても応募可能だから

新卒や異業種からの転職者が多く、IT業界デビューするのに最適なのがシステナの環境。

システナの前身となる会社はIT黎明期の1970年代からSIer業務をおこなっていたんだ。

50年以上のノウハウがあるから、大量採用にも関わらず、研修は個別のスキルを見極めながらそれぞれのペースで進めてくれる。

独自の研修スタイルが成果を上げ、未経験から入社3年でSEのPLを任された例も。

積み上げた経験を社員へ還元できるから、幅広い人材を集められるよ。

客先に常駐して作業を行うことが多い

システナに限った話ではないけど、ITエンジニアはクライアント企業に常駐(SES)して作業することが人が多いんだ。

そのため、クライアント企業が多いシステナでは多くのエンジニアが必要となり、採用する人数も増え採用されやすくなる。

ここで、問題となってくるのが帰属意識。

離職率が高い

こちらもシステナに限った話ではないけど、長い期間、客先に常駐しているエンジニアは、自分が所属している企業に対して帰属意識が薄くなり離職率が高くなる傾向がある。

一般的に配属されていた案件が終了したタイミングで、転職するエンジニアが多いんだ。

離職率が高い企業では、誰でも受かると言われる要因になる。

女性の技術者を増やしている

システナは女性の活躍を推進する取組によって、厚労省から「えるぼし三ツ星」を取得。

2023年3月時点では、全社員中の女性比率が42.6%となっている。

IT業界の女性割合は28.9%(2023年3月)なので、約1.5倍の差がついたね。

経営目標は2025年3月までに新卒・中途採用で、女性比率を50%に引き上げること。

業界イメージを変えるために、ITへ興味を持つ女性は今後も積極的に採用するんだ。

新卒採用に力を入れたら売上高が増加したから

新卒社員を増やして会社の売上が増加したので、さらに採用活動を活発化。

具体的な直近3年分の数値はコチラ。

期間 売上高 新卒採用人数
2022年3月期 652億円 585名
2023年3月期 745億円 855名
2024年3月期 803億円 842名

採用した人材を社内研修で育成した結果、利益が生みだされたんだね。

離職率が高いと言われるIT業界において、人員を確保し続けているよ。

DX化による事業拡大が進んでいる

2019年3月〜2025年3月の中期経営計画によると、売上高が増えている理由は、コロナ過によってDX分野の需要が各事業で増加したからなんだ。

今後もDX化やAIを活用したサービス提供を続けることを成長のカギとしている。

お客様からの要望増加に応える人員が必要だから、採用を積極的におこなっているんだよ。

社歴が長く収益が安定しており雇用する余裕がある

システナとしての社歴は2021年で40周年を迎えたよ。

古くからの顧客とは信頼関係が根強く、保守案件で安定した収益を確保できている。

事業も5つのセクションに分けてリスク分散をしているので、世間が一時的に金融危機に陥ったとしても、会社がすぐに傾くことはないのが強み。

さらに生産性を向上させることを意識しているから、より優秀な人材が必要なんだ。

大量採用することで同期が切磋琢磨し、世代全体の能力を底上げしようとしているよ。

以上がシステナが誰でも受かると言われる理由なんだ。

最初にも伝えたけど、もし「誰でも受かる」という理由でシステナに転職を考えているなら以下のサイトでご自身の「市場価値」を確認してみて。

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次に「誰でも受かる」という理由だけで入社しても、企業とミスマッチが原因ですぐ退職してしまうとお互いにとって良くないので、どのような人が求められているか見ていこう。

システナが求めている人、ミスマッチな人

システナの求める人材はコチラ。

  • 協調性が高い人
  • 自分の意見を発言できる人
  • 向上心がある人

就職した後にミスマッチを感じる方の特徴も合わせてお伝えするね。

協調性が高い人

システナは協調性が高い人材を求めている。

なぜなら常駐先では、常に顧客とコミュニケーションをとる必要があるからだよ。

中小企業〜大企業まで、プロジェクトの規模は数名〜100名程度とさまざま。

客先のシステムやネットワークのやり方に合わせられる順応性を持つためにも、お客様の声に耳を傾け、目先の仕事だけでなく潜在ニーズを拾えるような人に働いてほしいんだ。

だから、自分の意見を押し通してしまう人には向いていないといえるね。

例えば客先でのマニュアルが非効率だったとき、そのまま伝えるだけでは、協調性があると言えない。

「この工程についてはどういった意図でおこなっていますか?」

「それなら、こうすると作業時間が短縮できるのですが、いかがでしょうか?」

というように、顧客から経緯を聞き取るような配慮ができる人がベスト。

数か月~数年単位の客先常駐となるので、顧客と信頼関係を築いてもらいたいね。

自分の意見を発言できる人

システナはエンジニアだとしても、多角的に提案ができるコンサル力が必要なんだ。

なぜなら、SIerでありながら顧客の経営課題にワンストップで応える会社だから。

伴走型でシステムを作り上げていくためには、お客様の意見に従うだけでなく、能動的に考えた自分の意見を伝えることが大切だよ。

だから、自分のやり方に自信を持てない人は精神的に厳しいね。

現場によっては大きな裁量権をもらえる場合もあるけど、自由度が高いから工夫して仕事をやり抜かなくてはならない。

人の意見に流されて主張を怠ると、契約外の仕事を顧客から依頼されてしまう危険性もあるので要注意。

向上心がある人

システナの求人は学部や学科不問。

入社後の研修でIT業界の基礎がわかるから、情報処理系が未経験でもOKなんだ。

だからこそ、熱意を持って知識を学ぶ向上心は必須だよ。

エンジニアとして常に最新技術をアップデートしていくためにも、入社前から知識のアンテナを広範囲に張ることは大切だと言えるね。

ただ、未経験からシステムエンジニアになれるのは甘い話じゃない。

何も知らないところから叩き上げられる研修は厳しいよ。

テストも多いので、合格するためには研修後も勉強時間を捻出しなくてはならない。

それを苦しく思うようだと、入社したことを後悔する可能性が高いね。

最後に、「システナは誰でも受かる」という訳ではなく、もちろん不採用にあった人もいるからその理由を見ていこう。




システナの面接に落ちた人の特徴

不採用になる人の特徴はコチラ。

  • 技術を学ぶ姿勢が消極的な人
  • 自分でモチベーションを保てない人
  • 体育会系の雰囲気に馴染めない人

実際にあった選考の体験などもあわせてお伝えするね。

技術を学ぶ姿勢が消極的な人

文系出身でも開発・運用・保守などシステム開発の一連に携われるのがシステナの魅力。

IT知識が少ない人ほど、仕事に対する知識を吸収する雰囲気だよ。

資格支援制度もあるので、情報処理技術者を目指す研修をおこなったり、自主的に勉強会を開催する社員もいるね。

貪欲に学ぶ姿勢が歓迎されるので、仕事をこなせばいいという態度はNG。

例えば、仕事はルーチンワークでよくて、プライベートを充実させたいといった願望を正直に話すと「意欲無し」と見られてしまう可能性がある。

仕事や勉強を楽しめない人には、そもそもSEは厳しい職種だと認識すべきだよ。

自分でモチベーションを保てない人

アサインされるプロジェクトは本人の適性と現場からの求人次第。

コードを書きたい、プログラミングがしたいと思っていても、結果的に単純作業をおこなうような部門に配属された事例があるんだ。

もちろん、上流〜下流までどの部分に関われるのかも案件によって異なる。

配属希望が叶わなかった場合でも、経験を積めるのだと捉えてほしいな。

困難にぶつかった経験などを面接で聞かれたときに「この人は思考をポジティブに保てない」という印象を与えてしまうと、採用を見送られがちだよ。

体育会系の雰囲気に馴染めない人

社風が体育会系なので、それについていけないと判断されれば不採用になるよ。

システナは、次の項目から社風に馴染める人物か評価しているんだ。

  • 挨拶などの礼儀や礼節を大切にできるか
  • コミュニケーション能力があるか
  • 共感力があるか
  • 場を把握して他人に気を配れるか

上記は主に採用試験時におこなうグループディスカッションで見ているよ。

知ったかぶりや見当違いな発言をしたり、相手を敵視するような態度でなければ問題なし。

自分の意見も大切だけど、あくまでチームとして働けるかをみているからね。

面接で「スポーツしているか」と直球で聞かれたという声もあったよ。

もちろん経験がないからといって不採用にはならないから安心してね。

夜勤の現場もあるから、体力的についていけそうなのか確認も兼ねているんだよ。

まとめ

もし、「誰でも受かる」という理由で企業に就職を考えているなら、自分の市場価値を客観的に確認するべき。

「誰でも受かる」と言われる企業でも、面接で落ちる人はいるし、入社したとしてもミスマッチにより退職してしまうと自分にも企業にとってもデメリットが大きいんだ。

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