某大手生命保険の企業で採用担当。生命保険業界は15年以上で生命保険業界の就職・転職事情に熟知している。
質問者
確かに、誰でも受かると言われる企業の面接に落ちると辛いよね。
だけど、「日本生命は誰でも受かる」という情報は嘘。
いくら人材不足が深刻と言われている保険業界でも「面接で落ちた」人は必ずいるし、日本生命の採用担当者もその人の人間性を否定して不採用にしている訳ではないんた。
重要なのは、面接で不採用になった原因を分析して、次の面接に備える事。
そこで、このページでは、「日本生命は誰でも受かる」と言われる理由と、「日本生命の面接に落ちた人」の原因を解説するよ。
あと、日本生命の話ではないけど、一般的に「誰でも受かる」と言われる企業に入社する場合、次のリスクがあるから慎重に検討する必要があるんだ。
- 単純作業でスキルを必要としない(キャリアップが難しい)
- 収入アップが難しい
- 長時間労働の傾向がある
- 人間関係が良好ではない可能性がある
- 離職率が高い可能性がある
※上記は日本生命の事ではなく、一般的に言われている事。
「誰でも受かる」と言われる企業に就職を考えている人の特徴として、自分に自信がなかったり、市場価値を低く見積もっている人が多いんだ。
もし、あなたが「誰でも受かる」という理由で就職先を決めようとているのなら、一度以下のサイトでご自身の「市場価値診断」をしてみて。
スマホで診断が出来て、私は意外な結果で、転職について考え直す良いキッカケになったんだ。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
新卒者向けはコチラ
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料
自分のスキル・経験に自信が持てなくて、誰でも受かりそうな企業に就職を考えているなら、一度自分の「市場価値」を確認しないと就職に失敗するよ。
「日本生命が誰でも受かる」と言われる理由は?
誰でも受かると言われる主な理由は次の通り。
- 学歴や経歴ではなく、意欲を重視しているから
- 多くの顧客と拠点を持っているから
- 人的資本を強化している
- 安心の多面化を目指して事業を拡大しているから
- 離職率が高い業界のため
ここから、「誰でも受かる」と言われる理由を深掘りして説明していくんだけど、理解してもらいやすいように先に日本生命がどのような企業でどのような求人があるか説明していくよ。
日本生命の概要、求人の内容と仕事内容
日本生命保険相互会社は1889年に創立した日本を代表する生命保険会社。
創業からわずか10年の1899年には、保有契約高が業界第1位になるほどに成長。
生命保険や医療保険だけでなく、個人保険など幅広い保険商品を取り扱い、圧倒的な国内シェアを誇っているよ。
本社は大阪市中央区にあって、全国の支社と営業部は1,603か所。
新卒やキャリア採用を積極的におこなっている。
日本生命では2024年から2026年の中期経営計画を掲げているよ。
生命保険を中心に様々な安心を提供できる企業を目指し、この3年間はグループ経営を強力に推進する期間と位置付け。
「期待を超える安心」を提供できる会社を目指して様々な戦略を進めているんだ。
そのために多くの人材を必要として、採用活動をおこなっているよ。
主な職種は大きく分けて総合職と営業職の2つ。
総合職
保険商品の提案、新規取組の立案・検討、イベント企画、IT関連業務など。
会社を運営し、お客様に安心をお届けするためのあらゆる仕事を担っているよ。
様々な部署に分かれてそれぞれのキャリアを築けるよ。
営業
契約内容の確認活動や、各種セミナー・イベントのご案内。
保険商品の案内、提案など。
「ニッセイトータルパートナー」と呼ばれている。
これらの点を踏まえて、日本生命が「誰でも受かる」と言われる理由を見ていこう。
日本生命が誰でも受かると言われる理由
学歴や経歴ではなく、意欲を重視しているから
新卒だけでなくキャリア採用も多く活躍しているのが日本生命。
保険業界に知識が無くても、採用前に3カ月間の研修制度があって未経験でも安心して始められるよ。
ロールプレイングや専任担当者の同行支援研修もあるから、実践的に学ぶことができるんだ。
これまでの経験よりも、どれだけ仕事に意欲があるかが大切。
日本生命では社会人として働きながら学ぶ社内制度も多くあるよ。
海外留学や派遣制度などもその一つ。
意欲的に学んで成長してくれることこそが、会社の成長に繋がると信じているんだ。
やる気がある人材にどんどん活躍して欲しいと考えているよ。
多くの顧客と拠点を持っているから
日本生命の全国の契約者数は1400万名を超えるよ。
代理店の数は銀行などの金融機関を含めると19,033か所もある。
全国各地にある「ニッセイ・ライフプラザ」では、日本生命の契約の有無に関わらず、資金活用や医療、介護など幅広い相談に対応しているよ。
様々な窓口を用意して、多くの顧客を守りながら新たなお客様との出会いを大切にしているんだ。
対応する窓口が豊富なため、人材を集めることにも積極的だよ。
人的資本を強化している
2023年に創業135年目を迎えた日本生命。
創業以来、事業運営の根幹として大切にしているのが「お客様本位の業務運営」と「サステナビリティ経営」。
2023年3月にはサステナビリティ企画室を新設し、
「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」
を目指して、サステナビリティの向上のため推進体制を強化しているよ。
お客様や社会に還元できる会社を目指して、日本生命の組織としての実行力を高めることは必須。
「人は力、人が全て」の人的資本の考え方のもと、更なる人材を必要としているんだ。
安心の多面化を目指して事業を拡大しているから
2024年から2026年の中期経営計画では「期待を超える安心」のための新規事業を拡大。
育児や老後に関する不安に向き合うため、生命保険事業に加えて保育事業や介護など、お客様の安心に繋がるサポート体制に力を入れているよ。
2023年にはライフケア領域で業務提携をしていたニチイホールディングスを買収。
生命保険だけでは補えない更なる安心を提供していきたいと考えているよ。
そのため、ますます多くの人材を必要としている。
離職率が高い業界のため
保険業界は厳しい目標が常にあるよ。
数字を追って契約を取り続けることが出来なければ、収入も不安定になりがち。
期待していた収入が得られずにこの世界を離れる人も多いんだ。
また、多くの女性が活躍している業界だから、結婚や出産を機に退職を選択する人も。
そのため人材は常に不足していて、人員を求め続けているよ。
以上が日本生命が誰でも受かると言われる理由なんだ。
最初にも伝えたけど、もし「誰でも受かる」という理由で日本生命に転職を考えているなら以下のサイトでご自身の「市場価値」を確認してみて。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
新卒者向けはコチラ
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料
次に「誰でも受かる」という理由だけで入社しても、企業とミスマッチが原因ですぐ退職してしまうとお互いにとって良くないので、どのような人が求められているか見ていこう。
日本生命が求めている人、ミスマッチな人
日本生命の求める人材はこちら。
- 自分の可能性を信じ、夢に向かって努力できる人
- 相互扶助の精神に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
- ハートフルな人
入社後にミスマッチを感じる方の特徴も一緒にお伝えしていくね。
自分の可能性を信じ、夢に向かって努力できる人
日本生命は、仕事に熱心に取り組む人に様々なキャリアを用意しているよ。
自分の可能性を信じて前に進んで行けば、どんどん新たな目標や夢に出会える環境がある。
そんな人を会社の戦力にしたいと考えているし、一緒に成長したいと思っているんだ。
だから、困難を感じた時、前向きに物事を考えられない人には厳しいね。
保険業界はうまくいかないことの方が多い世界かもしれない。
どんな時にも自分を信じてポジティブに考えられる人がベストだよ。
相互扶助の精神に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
保険の仕事の基本は、お客様に安心を提供すること。
そして、求める安心の内容は、お客様一人一人に違いがあるよ。
一人一人の最適なプランが、その人だけでなく誰かを助けることの意味を持つんだ。
そんな生命保険の基本精神に共感し、自分の仕事で世の中に還元していきたいという志を持つ人が求められているよ。
だから、自分だけの利益しか考えられない人は、限界を感じる時が来るかもしれない。
自分だけでなく、誰かのための仕事であることを忘れないでほしいな。
ハートフルな人
保険の契約を通して出会うお客様とは何十年というお付き合いになることもあるよ。
そんな時、自分だったらどんな人に担当になってもらいたいか想像してみてほしいな。
きっと、自分を大切に、気遣ってくれる信頼できる人が良いはずだよね。
だから、目の前の契約だけしか考えられない人に、この仕事は向いていないと言えるよ。
契約してからが、お客様との本当の始まりなんだ。
どんなにお客様が増えても、既存のお客様に細かな気配りができるかが大切。
自分のファンを増やしていけるかが、この仕事を楽しめるかどうかのカギになるよ。
どんな時もハートフルでお客様に寄り添える人でいよう。
最後に、「日本生命は誰でも受かる」という訳ではなく、もちろん不採用にあった人もいるからその理由を見ていこう。
日本生命の面接に落ちた人の特徴
不採用になる人の特徴はこちらだよ。
- 人の話をきちんと聞けない人
- すぐに結果を求める人
- 目標のための具体的な行動ができない人
実際にあった選考の体験などもあわせてお伝えしていくね。
人の話をきちんと聞けない人
営業と言うと、話が上手であることが大切だと思われがちだけど、実は聞くことの方が大切だよ。
特に保険の営業では、相手のニーズをきちんと聞いて理解し、提案する必要がある。
お客様との会話の中から、何気ない言葉をきちんと拾い上げて、お客様の求めているものは何かを考えていく仕事なんだ。
だから、聞き上手であることが、お客様の信頼を得るためにも大切な要素。
面接でも、質問の内容をきちんと聞いて答えているかが見られているよ。
そして、人の話を素直に聞く姿勢も大切。
お客様一人一人の要望はそれぞれ。
正解は一つではないからこそ、とても難しい仕事だと感じることが多い世界かもしれない。
そんな時、上司や先輩からのアドバイスは素直に聞いてみてほしいな。
自分の気持ちや考えばかりに囚われて、人の話を聞けない人には、この仕事は難しいと認識すべきだよ。
すぐに結果を求める人
お客様が保険を選ぶ時、日本生命と言うブランドがあるから選んでくれる人もいるかもしれない。
でも多くの場合、「この人なら信頼できそうだ」と思ってもらえないと、保険の契約を取るのは難しいよ。
だからこそ、お客様との信頼関係を築くためには、時間をかけて地道に努力する必要がある。
毎月の達成すべき数字は掲げられるのに、なかなか契約に結びつかないと、すぐに結果がついてこなくて疲弊してしまうかもしれない。
でも、地道な活動はいつか契約に結び付くことを信じてね。
面接では何度も「頑張れそうですか?」と確認されたり、「長く勤められそうですか?」と聞かれたという声があるよ。
結果がすぐに出なくても、地道に努力していこうとする気持ちや覚悟があるか見られているよ。
目標のための具体的な行動ができない人
毎月数字を追うことが保険営業の厳しい現実だよ。
無理かもしれないと思う前に、具体的にどんな行動に移せば数字を達成できるか考える必要があるんだ。
例えば、平日だけでなく土日にもアポイントメントを入れて積極的に行動したり、既存のお客様を訪問してライフスタイルに変化が無いか確認したり、とにかく行動することが大切。
お客様の都合によって平日や土日も関係なく動く必要があるから、臨機応変な対応も求められるよ。
面接ではプライベートを優先させたい思いが強く見られると、採用を見送られることも。
他にも、「成績が足りない時はどうしますか?」と言う質問をされた人もいるよ。
数字を追う仕事を主体的に考えられているか、見られているんだ。
目の前の数字を追わされるんじゃなくて、追う人でありたいね。
まとめ
もし、「誰でも受かる」という理由で企業に就職を考えているなら、自分の市場価値を客観的に確認するべき。
「誰でも受かる」と言われる企業でも、面接で落ちる人はいるし、入社したとしてもミスマッチにより退職してしまうと自分にも企業にとってもデメリットが大きいんだ。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料