某大手エステサロンで採用担当。エステ業界は10年以上でエステ業界の就職・転職事情に熟知している。
質問者
確かに、誰でも受かると言われる企業の面接に落ちると辛いよね。
だけど、「ミュゼは誰でも受かる」という情報は嘘。
いくら人材不足が深刻と言われているエステ業界でも「面接で落ちた」人は必ずいるし、ミュゼの採用担当者もその人の人間性を否定して不採用にしている訳ではないんた。
重要なのは、面接で不採用になった原因を分析して、次の面接に備える事。
そこで、このページでは、「ミュゼは誰でも受かる」と言われる理由と、「ミュゼの面接に落ちた人」の原因を解説するよ。
あと、ミュゼの話ではないけど、一般的に「誰でも受かる」と言われる企業に入社する場合、次のリスクがあるから慎重に検討する必要があるんだ。
- 単純作業でスキルを必要としない(キャリアップが難しい)
- 収入アップが難しい
- 長時間労働の傾向がある
- 人間関係が良好ではない可能性がある
- 離職率が高い可能性がある
※上記はミュゼの事ではなく、一般的に言われている事。
「誰でも受かる」と言われる企業に就職を考えている人の特徴として、自分に自信がなかったり、市場価値を低く見積もっている人が多いんだ。
もし、あなたが「誰でも受かる」という理由で就職先を決めようとているのなら、一度以下のサイトでご自身の「市場価値診断」をしてみて。
スマホで診断が出来て、私は意外な結果で、転職について考え直す良いキッカケになったんだ。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
新卒者向けはコチラ
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料
自分のスキル・経験に自信が持てなくて、誰でも受かりそうな企業に就職を考えているなら、一度自分の「市場価値」を確認しないと就職に失敗するよ。
「ミュゼが誰でも受かる」と言われる理由は?
誰でも受かると言われる主な理由は次の通り。
- 資格や経験が無くても応募できるから
- 全国各地に店舗があるため
- 予約がすぐに取れないほどの人気と需要があるため
- 脱毛だけでなくフェイシャルメニューも開始したため
- 離職率が高い業界のため
ここから、「誰でも受かる」と言われる理由を深掘りして説明していくんだけど、理解してもらいやすいように先にミュゼがどのような企業でどのような求人があるか説明していくよ。
ミュゼの概要、求人の内容と仕事内容
株式会社ミュゼプラチナムは、美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の運営や化粧品販売を行う会社。
本社は東京都渋谷区にあって、全国47都道府県に180店舗以上を展開している。
2003年、福島県郡山市に「ミュゼプラチナム」1号店を出店してから全国に出店して、店舗数は同業態で国内最大と言われているよ。
2003年にはわずか3人だったサロンスタッフは2022年には3000人を突破。
新卒だけでなく、中途採用も積極的におこなっている。
「ミュゼプラチナム」の成長と共に人員も増え続けているんだ。
これまでは美容脱毛中心のサービスを展開してきたけれど、2023年からは本格的なフェイシャルエステメニューの提供も開始。
脱毛サロンだけでなく総合美容エステサロンとして事業を拡大して、ますます採用活動に力を入れているよ。
職種はエステティシャン。
美容脱毛、トリートメント、アフターケア、お肌のケアやカウンセリングなど。
経験を経て、新人スタッフを育成するタギーや、カウンセラー、店長などキャリアアップすることもできる。
これらの点を踏まえて、ミュゼが「誰でも受かる」と言われる理由を見ていこう。
業界事情も含めて会社の特徴を紹介していくよ。
ミュゼが誰でも受かると言われる理由
資格や経験が無くても応募できるから
新卒だけでなく、中途採用にも積極的なミュゼプラチナム。
過去4年間の平均データでは採用者の約8割が中途採用だよ。
そして、これまでに採用された人たちの約9割は未経験からのスタート。
たとえ美容業界の経験が無くても、エステティシャンとしての知識や技術を身につけることができる研修制度が整っているから安心なんだ。
サロンにデビューした後も、先輩スタッフが1対1でフォローするTAGGY(タギー)制度があるから、お客様対応などの実践的なことについてもしっかりサポートがあるよ。
一人一人のペースに合わせた研修制度で、入社5年目には店長としてお店を任された人も。
エステティシャンとして頑張りたい気持ちを持つ人には、どんどん夢を応援してくれる体制を整えているよ。
全国各地に店舗があるため
ミュゼプラチナムのサロンは、全国に180店舗以上。
美容脱毛専門サロンとして店舗数No.1と言われているほどの数を誇っているんだ。
47都道府県どこでもサロンがあるのが魅力で、通いやすいという点でもお客様に支持されている。
もちろん、サロンの数が多ければそれだけ人材が必要。
これからも、お客様から選ばれるサロンであり続けるために、人材採用には積極的な姿勢だよ。
予約がすぐに取れないほどの人気と需要があるため
美容脱毛をしたいと考えている人はとても多いよ。
実際にミュゼプラチナムの会員数は400万人を突破し、現在も毎月約1.4万人ペースで伸び続けていると言われているほど。
サロンに寄っては予約をなかなか取れないこともあるほどの人気なんだ。
「すべての女性をキレイにしたい」というミュゼプラチナムの想いから、一人でも多くのお客様の期待に応えられるように人員を確保し続けているよ。
脱毛だけでなくフェイシャルメニューも開始したため
美容脱毛専門サロンとしてお客様のキレイを支えてきたミュゼプラチナム。
お客様のキレイになりたい気持ちに一層応えていくために、2023年から本格フェイシャルエステシリーズ「MUSEE FACIAL Lab.」としてサービス提供を開始したよ。
お客様がキレイであり続けるためのサロンとして、これからも様々な「美」の提案を続けていきたいと考えているんだ。
そのため、ますます多くの人材を必要としているよ。
離職率が高い業界のため
多くの女性が活躍するエステの業界。
エステ業界の離職率は7割程度で、他の業界に比べるとかなり高くなっているんだ。
ミュゼプラチナムのサロンスタッフも60%近くが20代で、それ以降の年齢の割合はどんどん少なくなっていく。
エステティシャンは気力も体力も必要な仕事だから、限界を感じてしまう人も少なくないんだよね。
常に人が不足している状態だからこそ、新たな人材を積極的に求めているよ。
以上、ミュゼが誰でも受かると言われる理由なんだ。
最初にも伝えたけど、もし「誰でも受かる」という理由でミュゼに転職を考えているなら以下のサイトでご自身の「市場価値」を確認してみて。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
新卒者向けはコチラ
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料
次に「誰でも受かる」という理由だけで入社しても、企業とミスマッチが原因ですぐ退職してしまうとお互いにとって良くないので、どのような人が求められているか見ていこう。
ミュゼが求めている人、ミスマッチな人
ミュゼプラチナムの求める人材はこちら。
- チームワークを大切にできる人
- 心を込めた接客ができる人
- プロ意識がある人
入社後にミスマッチを感じる人の特徴も一緒にお伝えしていくね。
チームワークを大切にできる人
ミュゼプラチナムではサロン一人一人のメンバーが、チームとしてお客様にサービスを提供することを大切にしているよ。
例えば、自分の担当のお客様ではなくても、そのお客様の担当スタッフが他のお客様の接客で忙しい時には、代わりに接客をすることもある。
お互いにフォローし合って、サロンに来てくれるお客様は全員のお客様として考えることが大切なんだ。
だから、自分の担当ではないお客様を気に掛けることができない人にはこの仕事は向いていないよ。
困っている人がいれば、お客様でもスタッフ同士でも関係なく、すぐに声をかけることができる人がベスト。
チームとしてお客様の満足度を上げていく気持ちが大切なんだ。
心を込めた接客ができる人
エステティシャンの仕事は、様々なお客様と接する仕事。
人と接することが好きな人は、やりがいを感じることができる仕事でもあるよ。
お客様の数だけ、要望はそれぞれ。
お客様との会話から、お客様がどんな「キレイ」を望んでいるのか、丁寧に聞いて接客することが求められる。
サロンの運営では、売り上げももちろん大事だけれど、お客様に心を込めた接客ができれば、売り上げは後から必ずついてくると信じて。
だから、売り上げの事ばかり気にして、心の無い接客をする人は、お客様にすぐ見透かされてしまうよ。
信頼してもらえなければ、お客様の大切なお肌のことは任せてもらえないと思うべき。
全ては、お客様にどれだけ心のこもった接客ができるかにかかっているよ。
プロ意識がある人
エステティシャンの仕事は、お客様の身体に触れる仕事。
そのことに対するプロ意識を持てる人が求められているよ。
特にカウンセリングを担当するカウンセラーになると、お客様のアレルギーや肌質など、デリケートなところまできちんと確認する意識が大切。
お客様に安心して身体のことを任せてもらえるように、プロとしてしっかり対応することが必要なんだ。
だから、お客様の身体に触れることに対する意識が低い人は、この仕事をするには厳しいと認識すべきだよ。
お客様の身体の悩みはデリケートな問題。
特に脱毛やお肌の悩みは信頼できる人としか共有したくないよね。
悩みを一緒に解決していくパートナーとして、お客様に信頼されるようなエステティシャンでありたいね。
最後に、「ミュゼは誰でも受かる」という訳ではなく、もちろん不採用にあった人もいるからその理由を見ていこう。
ミュゼの面接に落ちた人の特徴
不採用になる人の特徴はこちらだよ。
- 体力に自信が無い人
- ストレスに弱い人
- 出張が難しい人
実際にあった選考の体験などもあわせてお伝えしていくね。
体力に自信が無い人
エステティシャンの仕事は優雅でゆったりしたイメージかもしれないけれど、実際はやることに追われて一日中走り回っているほど忙しい仕事だよ。
まだ技術の習得が完璧ではない時には、朝早くから出勤して練習することもある。
オープン前はサロンの掃除や、使用するタオルの洗濯、オープンしてからはお客様対応などで、常にフル回転。
お客様の施術の時間が少しでも長引いたりしてしまうと、時間がどんどん無くなって、休憩を取るのも簡単ではないほど忙しいのが現実なんだ。
面接では、「体力に自信はありますか?」と聞かれた人もいるよ。
体力勝負の仕事だという心構えがあるのか見られているんだ。
優雅なイメージのエステティシャンに憧れがありすぎると、現実とのギャップについていけなくなるかもしれないね。
ストレスに弱い人
エステの業界は女性が中心の職場。
女性同士の職場で人間関係に悩んだり、様々なお客様の対応にストレスフルになってしまうことも多いよ。
また、分刻みで時間に追われる日々の業務や、エステの施術だけでなく、コースや化粧品の提案をしなくてはいけないことが苦痛になってしまう人もいる。
面接では、「キツイお客様もいますが大丈夫ですか?」という質問や、「ストレス耐性はありますか?」と聞かれた人もいるよ。
エステティシャンだからと言って、淡々と施術をこなせば良い仕事だと思っていると要注意。
お客様やスタッフ同士のコミュニケーション、商品の提案などマルチタスクが求められるよ。
エステティシャンの仕事は、精神的にもタフであることが大切だと言えるね。
出張が難しい人
ミュゼプラチナムでは、ほとんどのスタッフが他のサロンに出張に行くよ。
近くのサロンに行けるとは限らず、県外の出張も多いんだ。
期間も長ければ1か月以上になることもある。
面接では「出張は可能ですか?」とダイレクトに聞かれる人もいるよ。
ここで、出張が難しいと判断されると採用は見送られがち。
ミュゼプラチナムでは特に出張が多いから、入社する前に自分は出張できるかどうか良く考えておく必要があるね。
まとめ
もし、「誰でも受かる」という理由で企業に就職を考えているなら、自分の市場価値を客観的に確認するべき。
「誰でも受かる」と言われる企業でも、面接で落ちる人はいるし、入社したとしてもミスマッチにより退職してしまうと自分にも企業にとってもデメリットが大きいんだ。
[プロモーション] ミイダス株式会社 無料
[プロモーション] HRクラウド株式会社 無料