アステラス製薬やばいと言われる【理由6選】元社員の評判を解説!知らないと後悔する!?

アステラス製薬 やばい

筆者・記事構成

本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。

質問者

アステラス製薬の求人があって気になって、インターネットで社員の評判を調べると「アステラス製薬 やばい」とか不安になるような検索候補がでてきて…

たしかに、ネットでアステラス製薬の口コミを調べるとちょっと不安になるような情報が多くありますよね。

でも、ネット上に書かれている企業の評判は辞めた元社員が投稿していることが殆どでネガティブな情報になりがち。

「情弱」の人は、そのよな口コミを読むと直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。

『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意です。

国が行った調査で、新規学卒就職者の3年以内の離職率は医療分野の場合、38%以上!

参考:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況

この結果からも、企業選定の重要性が分かると思います。

ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。

 




ここではアステラス製薬がヤバいと言われる理由を深掘りして、ヤバいと言われる裏にある情報をお伝えします。

このページを読むとアステラス製薬に対して偏見なく企業分析をすることが出来るようになります。

アステラス製薬が「やばい」と言われる理由とは

「やばい」と言われる主な要因として以下の6つが挙げられると思います。

  • 人事制度は年功序列な方針が残っている
  • 給与の安定性は新薬の開発次第
  • 海外メンバーと深夜に会議をしなければならないこともある
  • MRは全国転勤の可能性がある
  • 細かいマニュアルがあり業務の習得に時間が掛かるが、新人に求められるレベルが高い
  • 人間関係はドライ!?

これだけだとイマイチ分かりずらいと思いますので、深掘りしてきますね。

まずは、「やばい」と言われる理由を理解してもらいやすいように、簡単に企業説明からしていきます。

『もう、知っているよ』っていう人は読み飛ばしてくださいね。




アステラス製薬ってどんな企業?

アステラス製薬は、東京都中央区日本橋に本社を置く日本の製薬会社。

社名はカタカナですが、外資系企業ではなく2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併してできた会社です。

「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」という経営理念を持っていましたね。

日本だけでなく、欧米やアジアにも研究開発拠点・生産拠点を置き、世界約70以上の国と地域でビジネスを展開しています。

売り上げは1兆5,186億円(2023年3月)、従業員数は14,484名(2023年3月)。

2022年度の国内製薬会社の売り上げランキングでは、武田薬品工業・大塚HDに続いて第3位となっています。

主力品の特許切れで後発品が発売され国内シェアは下がっていますが、海外売上比率が約77%で特に前立腺がん治療薬「イクスタンジ」はアメリカや欧州で売上を伸ばしています。

アプリで病気を治療しようという新しい試みも行っており、アメリカのWellDoc社と共同で、糖尿病患者向けのデジタル治療アプリ「BlueStar」の開発に着手。

そんな業界で国内売り上げナンバー3を誇るアステラス製薬ですが、ネットで調べるとネガティブな口コミも複数あるなと思います。

人事制度は年功序列な方針が残っている

能力主義だと主張はしているが、実際は能力は関係なく年功序列、勤続年数の長さで重要な役割を任されている。

引用:openWork

たしかに、会社は能力主義だと主張しているけど実際は能力は関係なく学歴や年功序列で、勤続年数の長さで重要な役割を任されている人が多いかな。

若いけど能力が高い人は、なかなか評価されず悔しい思いをすることがあるかもしれないですね。

なんでこの人がこんな重要なポジションで良い給料をもらっているんだろう、と思うこともしばしば…

きちんと長く働いてさえいれば給料は上がっていくので、安定した環境で働き続けたいという人にはおすすめと言えるかもしれません。




給与の安定性は新薬の開発次第

新薬の臨床試験がこけた場合、その反動は覚悟せざるを得ません。

引用:転職会議

給与が安定するかどうかは、新薬の開発次第な部分が大きいです。

新薬が出て、それが売れれば給与にも反映されますが、新薬の臨床試験がうまくいかなかった場合その反動は覚悟しなければいけないですね。

世の中の景気が上向きでも、自分の年収には影響がないのは残念に感じたかな。

でも、リーマンショックとか世間の景気の悪さもあまり関係なかったりするから、そういう意味では安定してると言えるかもしれません。

海外メンバーと深夜に会議をしなければならないこともある

裁量労働に移行してから色々と自由度が増す一方で、最近は若手の頃から早朝、深夜の会議は避けられない状況にある。裁量労働とはいえ、定時の時間は働くという暗黙の了解がある。

引用:openWork

グローバルな企業なので、海外との会議が深夜に入ることもあり辛い。

裁量労働制で定時がないため、逆に早朝や深夜にも会議に出席しなければならないことがありました。

子育て中の人でも、時間にかかわらず会議に参加しないといけないのは見ていて大変そうだったかな。

会社としてもそこは配慮していて、深夜会議に参加する社員は勤務と勤務の間は11時間以上インターバルを置くように周知しています。

また海外とのやり取りがあるので、英語を使ったグローバルな仕事をしたいという人にはおすすめです。

裁量労働制なので、自由度が高いのも事実で、うまく仕事ができる人はプライベートの予定に合わせた働き方ができるのは良い点だと思います。

MRは全国転勤の可能性がある

ただ、営業でのキャリアという部分では、日本各地に飛び回らなければならないので単身赴任があることは認識しておきたい。
家庭を大事にしたい人には向いていないかも知れません。

引用:転職会議

アステラス製薬は北は札幌から四国・福岡と全国的に営業所があり、MRとしてキャリアを積むためには単身赴任の覚悟も必要。

製薬業界でMRという仕事をするのであれば、どの会社でも転勤があるのは一般的なので、この会社だけのデメリットというわけではないですよね。

ただ、アステラス製薬は金曜日は4時に終業で、単身赴任でも週末は家族と過ごせるように配慮がされていて他の企業にはあまりない取り組みじゃないかなぁ。

あと、どこに配属されてもある程度の期間で転勤があるので、自分に合わない環境であっても一定期間我慢すれば良いという点はメリットだと思います。

転勤が気にならない、むしろいろんな所に住むことができるのを楽しめるという人にも向いていると言えます。




細かいマニュアルがあり業務の習得に時間が掛かるが、新人に求められるレベルが高い

マニュアルがあるのはいいが、業務の習得には結構時間がかかりました。
あとは、どこの会社もそうかもしれませんが、いきなり新人に求めるレベルが高いように思います。

引用:転職会議

私も業務の習得に結構時間がかかったかなぁ。

業務の習得に時間が掛かるにもかかわらず、いきなり新人に求めるレベルが高いように思いました。

MRという職種上、専門的な知識が求められる仕事なので、当然と言えるかもしれませんが…

マニュアルがしっかりあるというのは、仕事が属人的にならないという面では良いと言えるかもしれません。

仕事を覚えるとそれなりにやりがいも出てくるので、最初の努力が肝心だと思いました。

新人のうちからバリバリ働きたいという人には、良い環境だと思いますね。

また、先輩社員が1対1で支えてくれるメンター制度があるので心強い(先輩にもよるが…)

人間関係はドライ!?

実力主義、ドライでビジネスライク。
合う人には合う組織風土だと思うが、仕事に追われている時等は孤独感を感じる事がある。

引用:openWork

もともと二つの会社が合併して誕生した企業だからか、人間関係はドライに感じる印象がありましたね。

仕事が忙しい時は、孤独感を感じることも。

ここ数年は特に、リモートワークなどの影響もあるかもしれませんが、社員同士の横のつながりが薄くなっていて、同僚とコミュニケーションを取る機会が減ってきたと感じます。

みんなで一致団結し、協力して仕事をやり遂げたい!みたいな人には合わないかもしれません。

最近は、会社と私生活は別で、会社の人とはあくまでビジネスライクな関係の方が良いという人もいると思うので、そういう人には合うんじゃないでしょうか。

企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。

 




ここまでネガティブな口コミを紹介してきましたが、もちろん好意的な口コミもたくさんあります。

大企業のため待遇は良いのは当然で、他に代表的なものを紹介しますね。

ワークライフバランスが良く、休暇が取りやすい

休暇の取得を強力に推進しており、希望時期に休暇を取得することができる。
業務が滞らないよう配慮する必要があるのは当然だが、周囲の理解協力を得られやすいのでハードルは極めて低い。

引用:転職会議

会社として休暇の取得を強く推進しているため、希望した日に休暇を取ることができます。

まとめて長期休暇を取る人もいました。

有給休暇は消化率70%以上の取得が会社として推奨されていて、実際に取得率も高かったと思います。

業務が滞らないよう自身の業務の調整はもちろん必要ですが、周囲の理解もあるので休みが取りにくい雰囲気はありません。

勤務時間外のメールも原則禁止されていて、残業時間の削減にも会社として取り組んでいます。

少し前までは、遅くまで長時間働く社員が評価されがちな風潮もありましたが、今は解消されたみたいです。

以前に比べると、かなり働きやすくなったと感じますね。

産休・育休の制度が充実していて、男性社員も取得が推奨されている

産休や育休制度が充実しており、女性社員だけではなく、男性社員にも積極的に取得することが推奨されている

引用:転職会議

産休・育休の制度はとても充実していて、女性社員だけでなく、男性社員も取得することが推奨されています。

復職後にポジションがなく困るといった人も少なかったように思いますね。

産休・育休は取るのが当たり前という雰囲気になっているので、周囲の目を気にする必要もなく、今後もますます取得する人が増えるんじゃないでしょうか。

裁量労働制やフレックス制なども充実しているので、実際に子育てをしながら働いている女性もたくさんいました。

女性の管理職を増やそうとしている動きもありましたね。

子供を産んでも働き続けたいという人には、とても良い環境だと思います。

まとめ

アステラス製薬が「やばい」と言われる理由を紹介してきましたが、ネガティブな口コミを深掘りすると、実は企業側が対策していたり口コミだけで分からいない情報があったと思います。

就職先企業を分析する上で重要なのは、元社員のあまり良くない口コミを読んで、直感や感情で「認知バイアス」に陥らないように注意が必要です。

また、企業の分析と並行して自己分析を十分に行い認知バイアスに陥らないように十分な対策を行いましょう!

認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。