本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。
質問者
ネットで「カワチ薬品」の社員の評判を調べると、ネガティブな情報が多いですよね。
でも、ネット上に書かれている評判は会社を辞めた元社員が書き込むことが多いから、ネガティブな情報に偏りがちなんだよね。
「情弱」の人は、ネガティブな口コミを読むと直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も!
『自分は情弱じゃないから』と思っている人ほど要注意です。
国が行った調査で、新規学卒就職者の3年以内の離職率は小売業の場合、38%以上(医療分野でも同じく38%以上)
この結果からも、企業選定の重要性が分かると思います。
ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。
このページでは「カワチ薬品 やばい」と言われる理由を解説して、ネガティブな情報の裏にある情報も深堀してきます。
ここを読むとカワチ薬品について、偏見なく知ることが出来ます。
元社員の評判を解説!カワチ薬品がやばいと言われる理由
「やばい」と言われる主な理由は以下の5つの要素があると思います。
- 想像以上に体力勝負な仕事が多い
- 基本給があまり高くない
- 店舗は慢性的に人手不足で忙しい
- 評価制度が年功序列の色が強く、不公平さを感じる
- 休みが取りづらい
これだけだと、分かりずらいですよね…
これから「やばい」と言われる理由を深掘りしていくのですが、理解してもらいやすいようにどんな企業か先に解説します。
『もう知っているよ』って人は読み飛ばしてくださいね。
カワチ薬品ってどんな企業?
株式会社カワチ薬品は栃木県小山市に本社を構え、ドラッグストア運営、医薬品・食料品の小売、保険調剤事業等を展開する企業です。
通常のドラッグストアは売場面積が約90坪以上と定義されているのに対し、400坪以上の売場面積を構えた、調剤薬局一体型の「メガ・ドラッグストア」という独自の店舗スタイルを開発している点が特徴となります。
2023年3月時点で関東・東北・甲信越・静岡エリアで合計364店の店舗を展開しています。
企業のスローガンとしては「ファーマシー・モア ~Pharmacy(薬局)・More(それ以上)~」を掲げており、地域の人々が安心して暮らせるような商品を提供することを理念としている企業になります。
そんなカワチ薬品ですが、どのような評判が悪い口コミがあるのか…
代表的なものをいくつかピックアップして深堀していきます。
想像以上に体力勝負な仕事が多い
退職の理由としては、思っていたより体力仕事が多かった。身体を痛めて長年は従事することは厳しいと思い退社を決意。
特売商品がトラックで搬入されるが、倉庫に積む作業は社員が行うため1時間以上かけて荷受けすることなどがあった。夏場倉庫が40度近くになるので汗だくで作業する。引用:openWork
製品ラインナップが多いので、医薬品や食料品だけではなく、家電なども店舗に陳列する必要があり、思ったより体力を使う点が辛かったですね。
店頭だけでなく、店舗の倉庫に商品を運ぶことも社員の業務の一つ。
夏場なんかは倉庫がとても熱くなるので本当にしんどかったです。
私の場合はこちらが理由で退職してしまいましたが、じっとしているより常に動き回っていたい方や体を動かすことが好きな方は向いている仕事だと思います。
基本給があまり高くない
上長から良い評価を得ても役職が上がらないと大きく給与が上がる訳ではないので個人的にはモチベーションは上がらない。
引用:転職会議
業界柄仕方ないですが、他業界に就職した学生時代の同期と比較すると基本給は安かったです。
ですが残業代や賞与は新卒1年目からも全額支給されており、加えて各種福利厚生なども揃っていました。
特に住宅手当制度があったのは、一人暮らしの自分にはかなりありがたかったです。
でも同業界の中では、福利厚生はトップクラスに良かったと思います。
例えば、住宅補助やディズニーリゾート補助券、見舞金制度等、これほど福利厚生が充実してるドラックストアは他にないと思います。
店舗は慢性的に人手不足で忙しい
店舗では売場替えが頻繁にあり、季節品の売場や新商品の売場など自分で考えてつくることにはやりがいがあると感じます。
ただ、どの店舗もギリギリの人数でまわしているため売場替えに時間をかけられない場合もある。引用:openWork
どの店舗も営業できるギリギリの人数でシフトを組んでいるため、基本的に営業時間中は忙しいことを覚悟しておいたほうがいいです。
残業しないといけない日もあります。
もちろん残業した分や休日出勤した分はきちんと手当が出るので、その点は安心です。
また、仕事が忙しいので店舗における有資格者の割合が低くなってしまっている傾向があります。
その分頑張って資格をとったら上司との面談で評価が高くなったため、自分で目標をたてて頑張ることができる人であればチャンスのある環境のような気がします。
評価制度が年功序列の色が強く、不公平さを感じる
人事評価については、実績を上げることよりも、その人の人格が評価される。いくら実績を上げても、本部と少しでも問題が起きたことがある人は、その後の挽回がかなり難しい。
引用:openWork
社歴が長い人から評価されて昇進していくような雰囲気があり、頑張ってもなかなか評価に反映されにくい点があった気がします。
店長、副店長になるには何年も待たないといけないので、若いうちから責任ある仕事をしたい人には合わないかもしれませんね。
近年は店舗も拡大傾向にあるので、ポストが空きやすくなり私がつとめていた頃よりも改善されているとは耳にしました。
ただし、毎年昇給があるため、その点は良かったですね。
休みが取りづらい
1店舗の社員数が少ないので、開店から閉店までの勤務が常習化している。
シフト上早番でも、閉店まで事務所で仕事をする必要がる。そのため、急な体調不良でも行かなくてはいけない。引用:転職会議
土日祝日に出勤する必要があり、家族行事とスケジュールを調整しながら働く必要がある点は大変でしたね。
年末年始も営業しているので、過去何度も出勤した経験もあります。
その分、手当は貰えるので生活的には安心でした。
若くて体力があるうちは勤務した分、残業代で収入をあげることができるので、メリットかなとは思います。
企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。
もちろん、上述したネガティブな口コミだけではなく、評価が高い、ポジティブな口コミもたくさん見つけることができましたよ。
代表的なものだと以下のような口コミが印象的でした!
カワチ薬品の良いところ
店内面積が広いため、幅広い製品を扱うことができる
同じドラッグストアとして他社と比較してみても、郊外型の店舗としても大型な店舗が多く、品揃えや人員数という意味でアドバンテージがあるように思える。
引用:転職会議
カワチ薬品の展開するドラッグストアは店舗面積が広いことが特徴。
面積の分だけ、幅広い製品ラインナップを取り揃えることができ、競合優位性がある点は良かったですね。
他店では取り扱っていない製品もうちの店舗では店頭で見つかることもあるので、お客様に喜んでいただいた際はとても嬉しかったですね。
お客様から直接感謝の言葉をいただく機会が多い
どんなに忙しくても「ありがとう」と笑顔でお客様に言われることにとてもやりがいを感じました。
店舗内は風通しの良い環境で、分からないことはすぐに先輩に聞ける事がとても良かったです。引用:openWork
私も上司や先輩には相談、頼りやすい環境だったと感じていました。
また、接客業なので毎日お客様とのコミュニケーションが発生します。
そのため業務を通じて、基本的なビジネスマナーやお客様に対する接客術を学べたことは転職してからも役立ちました。
まとめ
いかがでしたか?
ここで伝えたかったのは、就職先に企業を選定する際、ネガティブな情報を目にしても、そのまま真に受けないで欲しいということです。
ネガティブな情報を目にすると感情が揺さぶられ「認知バイアス」に陥りやすいですが、冷静になりましょう。
企業分析と並行して自己分析も行い、この情報は自分にも当てはまるのか、裏を返すと自分にとってはメリットになりえないか深堀してみることをオススメします。
認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。