オープンアップITエンジニアがやばい【理由7選】離職率は高い?元社員の評判

オープンアップITエンジニア やばい

筆者・記事構成

本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。

質問者

IT業界未経験なんだけど「オープンアップITエンジニア」というIT系企業の求人が気になって、インターネットで評判を調べたら「オープンアップITエンジニア やばい」「オープンアップITエンジニア 離職率高い」とか不安になる検索候補が出てきて…実際はどうだったの?

確かに、ネット上にはオープンアップITエンジニアに関してネガティブな評判も多いよね。

でも、一般的にネット上にある企業の評判は、その企業を辞めた元社員が書き込むことが殆どで、ネガティブな評判に偏りがちなんだ。

「情弱」の人は、そのようなネガティブな評判を目にすると、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。

『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意。

国が行った調査で、大卒の新規学卒就職者で3年以内の離職率は、32%以上!

参考:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況

この結果からも、企業選定の重要性が分かるよね。

ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。

 




このページではオープンアップITエンジニアが「やばい」と言われる理由と、ネガティブな評判の裏に隠されている情報を深掘りして解説するね。

このページを読むと、オープンアップITエンジニアについて偏見なく企業分析ができるようになるよ。

元社員の評判を解説!オープンアップITエンジニアが「やばい」と言われる真相とは

「やばい」と言われる主な要因として次の点が挙げられるかなぁ。

  • 離職率が高い?
  • ワークライフバランスについては配属先次第
  • 希望する案件にアサインされるとは限らない
  • 研修はハイスピード
  • 吸収合併により会社の制度が変わることもある
  • 昇給には積極性が必要
  • 誰でも受かると言われている

これだけだとよく分からないよね。

ここから「やばい」と言われる理由を深掘りしていくんだけど、理解してもらいやすいように先に仕事内容から説明するよ。

『もう知っている』って人は読み飛ばして。

ちなみに、オープンアップITエンジニアが「誰でも受かる」と言われる理由はコチラの記事で詳しく解説しているよ。




オープンアップITエンジニアはどんな企業?

2023年7月に「株式会社ビーネックスソリューションズ」「株式会社夢テクノロジー」が事業統合して誕生した「株式会社オープンアップ IT エンジニア」

株式会社オープンアップITエンジニアは、主にITインフラ領域に特化した技術者を育成し、顧客先へ派遣する企業。

本社は東京都千代田区で、その他西日本5か所に拠点があるよ。

創業は1985年、従業員数は5,759名(2024年6月)、売上高は233億円(2023年6月)

親会社のオープンアップグループは東証プライムに上場している。

採用は新卒と中途の枠で募集中。

主に3つの事業分野においてエンジニア派遣をおこなっているよ。

  • ITソリューション:システムの構築・運用保守・移管、クラウド環境構築など
  • 設計・研究開発:ITソフトパッケージを利用したシステム開発・運用保守など
  • テクニカルサポート:ヘルプデスク・コールセンター・サービスオペレーターなど

顧客先には新卒からの人気が高い「キヤノンITソリューションズ」や、二輪車の世界シェア10%を誇る「ヤマハ発動機」もおり、大企業からも頼られていることがわかるね。

多角的な視点で研修をおこない、現場にマッチした即戦力を提供する企業なんだ。

そんな、オープンアップITエンジニアが「やばい」言われる理由を深掘りしていこう。

離職率は高い?

オープンアップITエンジニアに限った話ではないけど、一般的にエンジニア派遣(SES)の事業をしている企業は離職率が高いと言われているよ。

その理由は様々あるけど、主な理由を挙げると次の通り。

スキルやキャリアの幅を広げるのが難しくなりがち

クライアント先に常駐して業務を行うことが多く、プロジェクトや業務内容が固定されやすい。

これにより、エンジニアが自分のスキルやキャリアを広げる機会が少なくなり、モチベーションが低下してしまうことがある。

待遇面に不満を感じる事も

給料はクライアントとの契約内容に大きく依存するため、クライアント先で評価を上げ契約金額(単価)を上げないと、給料に反映されない。

そのため、クライアント先で評価を上げるのはもちろん、担当営業の交渉力次第の要素もある。

ある程度経験を積むと、転職した方が給料を上げやすいケースも多々あるため転職率が高くなりやすい。

自社に対する帰属意識が薄くなりがち

普段、客先に常駐して作業をしていると自社に対する帰属意識がなくなり、孤独感を感じる事も。

また、客先ではクライアントの要望に柔軟に対応する必要があるため、プレッシャーを感じやすく離職につながる原因にもなっている。

このような事は、SESを行っている企業では一般的に陥りやすい事象で、各社とも様々な取り組みを行っているよ。

オープンアップITエンジニアでは、どのよな取組みを行っているかも説明していくね。




ワークライフバランスについては配属先次第

残業時間が多い少ない、テレワークできるできないなど、ピンキリで会社はある為。
面談前に営業さんに確認と、配属先の先輩社員がいたりしたら確認しておくべきだと思う。
また派遣先とも就業前に面談があるので、ワークライフバランスを大切にするのであれば確認することをお勧めする。

引用:openWork

オープンアップITエンジニアのプロジェクトは基本的に客先常駐スタイル。

つまり、忙しさ・有休の取りやすさ・勤務体制は全てお客様次第で変化するんだ。

多忙なプロジェクトに配属されると、平日は常に残業するほどの仕事量になることも。

またシフト制の案件では平日が休みになるけれど、自社は稼働しているので、担当営業からの連絡やリモート面談が入る場合もある。

プライベートな時間を毎日確実に確保したい人には向かない職種だね。

でも、1社にいながら他企業のシステムに触れられるので、技術者として知見が深まるよ。

同じ業界でも会社によって全く違うパッケージソフトを使っていたりするから、複数の派遣先を渡り歩くとそれぞれのメリット・デメリットを肌で感じられるんだ。

お客様からシステム仕様についての相談を受けた際には「こんなやり方はどうですか」と、経験を元に提案までできたりする。

エンジニアでありながら、コンサルタントのようなスキルが身につくんだ。

そしてIT業界と聞くと長時間労働をイメージするかもしれないけれど、オープンアップITエンジニアでは個々の勤務時間を本社が把握し、仕事の進捗管理を徹底しているよ。

全体的な月の残業時間は7時間。

過酷な労働によって体調を崩したり、サービス残業が発生することはないから安心してね。

フレックス可の顧客先もあるので、早朝出勤して夕方はアフター5を楽しむ人もいる。

夜勤や土日勤務を望まない場合は、入社前に就業先への条件を設定することができるんだ。

派遣型だからこそ自分の働き方を選べるため、メリハリのある生活が送れるよ。

希望する案件にアサインされるとは限らない

行きたい案件やスキルマッチした案件に行ける可能性は低めと考えたほうがいい。

引用:転職会議

オープンアップITエンジニアはシステムの構築・運用・保守などのITインフラ領域が中心。

なので、そもそも開発エンジニア向けのプロジェクトを探す人にとってはミスマッチだね。

そして現場未経験者の場合、まずはIT業界の雰囲気を掴むため、ヘルプデスクやオペレーターといった案件に配属されることも。

ネットワークの設計や運用をするエンジニアにはいきなり挑戦できない可能性があるよ。

ただ、保有するプロジェクトの数は2,000件と豊富。

最初が希望とは異なる配属先だったとしても、その後コツコツ資格を取得したり営業とキャリア相談を重ねていくことで、次の派遣先の選択肢が広がっていくよ。

そしてITインフラ領域はチーム全体でシステム管理や運用にあたるのでマニュアルも完備。

どんなプロジェクトでも未経験者がエンジニアとして経験を積めるのが特徴なんだ。

さらに案件の割合は上流が55%、下流が45%とバランスがとれている。

いわゆる下流の保守案件を中心にしているSESもある中、ネットワーク構築などの上流工程に関わる機会があるのはオープンアップITエンジニアの強みだね。

システムの全体像が見えるようになるので、オールラウンダータイプのエンジニアを目指す人にとっては理想的な環境と言えるよ。




研修はハイスピード

入社する前に勉強しておかないと結構遅れが出ます。
もちろん勉強しなくても1から教えて頂けますが、高度研修に行って給料を上げたいなら絶対勉強した方がいいです。

引用:openWork

ITインフラは稼働することが当たり前の世界なので、システムを止めることができない。

つまり障害やエラーを絶対に解決するための知識が必要なんだ。

社員が現場で困らないように、社内研修を充実させているよ。

ただ、他業界からの転職や、文系出身の新卒にとっては見慣れない知識ばかりになる。

そのうえ約2か月で基礎から応用まで詰め込むので、そのスピード感についていけず、研修時にリタイアしてしまう人もいるんだ。

業務時間外に自習が必要だと感じる場面もあるので、学生のように教えてもらえるといった受け身感覚で参加するのはオススメしないよ。

逆に言えば、貪欲に知識を獲得したい人にとって、給与をもらって勉強できる環境は最高。

プログラムによっては資格取得までサポートしてくれる。

  • e-learning:トレンドを取り入れた800種類の講座から好きなものを学べる
  • IT入門研修:社会人マナー、PC・ネットワーク・サーバーの基礎学習など
  • 基礎研修:CCNA、クラウド・サーバー、Selesforce、社内SEなど
  • 高度研修:AWS、Azure、サーバーやセキュリティなどの上位知識習得など
  • OJT制度:配属先の直属の上司が実際の業務をサポート
  • 資格取得支援:オンライン教材提供、実機を活用した試験対策研修実施

Excelやビジネスメール、マナー研修などは特に異業種からの転職組に好評で、実際の現場で役立ったと感じる社員が多くいるよ。

またDX化が進む時流を取り入れ、AWSやAzureなどのクラウド研修も強化。

特にクラウドサービストップシェアのAWS社からは「エンジニア育成に力を入れている」と評価され、SES企業で唯一ライジングスター賞を獲得したんだ。

研修用にサーバールームまで用意しているので、メーカー系SIerの社員と同じレベルで実機に触れることができるのはストロングポイントの1つ。

この経験があると、客先でいざ装置を触る際に自信を持って作業できるよ。

研修は確かにハイスピードだけど、乗り越えれば資格取得率は97%。

入社前に基礎的なテキストを読んで、単語を頭に入れておくのがオススメだね。

研修内容について理解力が上がるので、講師の話により興味を持つことができるんだ。

吸収合併により会社の制度が変わることもある

また会社が合併したため、給与体系を統一化するため給料が変動しておりました。基本給が下がり職務給が上がり、手取りは変わりませんが基本給が下がるということが嫌でした。

引用:転職会議

オープンアップITエンジニアの親会社は「株式会社オープンアップグループ」。

近年は吸収合併を繰り返しているため、会社ルールが都度変わっている状況なんだ。

例えば給与体系を統一化するために基本給と職務給のバランスが調整されたり、福利厚生や手当の内容が変更になるといった感じかな。

組織の方針転換を受け入れられない人はストレスを感じてしまう可能性があるよ。

ただ、会社規模が拡大するにともなって、新しい考え方を取り込めるメリットもある。

まもなく創業から40年を迎える社歴を持ちながらも、若手の熱意があふれる会社なんだ。

年齢の割合としては20代が約72%、30代が約22%で、平均は28.6歳となっているね。

そんな挑戦する意欲が現れた事業の1つに「Z世代新卒エンジニア派遣サービス」がある。

「新卒を獲得して社内に新しい風をふかせたい、でも採用活動に割くリソースがなく、研修ノウハウも整っていない…」といった顧客の要望にピッタリなんだ。

他社にない柔軟な視点でエンジニアのマッチングが提案可能だよ。

さらに規模拡大にあわせてエンジニアの数も年々増加しているので、専用の相談窓口を設置するなど、細やかなケアにも配慮。

合併によって企業同士の良い部分を活かせるだけでなく、社員と顧客の双方に大企業ならではの安心感を与えることもできるんだ。




昇給には積極性が必要

会社から昇給のための提案などもない。
昇給するなら自分から働きかけていかないといけない。

引用:転職会議

オープンアップITエンジニアで給与アップを目指す場合、必要なのは実力と客先評価。

さらに上司とは別の現場に配属されることもあったり、営業からの状況確認も頻繁ではない分、自分の仕事ぶりや成果を積極的に伝えなければ昇格に繋がらないんだ。

具体的には次の3項目が判断材料となるよ。

  • キャリアレベル:キャリアを細かく段階分けし、昇格すると給与アップ
  • 資格取得:資格をランク分けし、難易度の高い資格に受かると給与アップ
  • 配属先評価:業務の難易度や顧客からの評価を基準化し、4月・10月に給与へ反映

積極性がない=成長意欲なしと会社から判断されてしまうので、自分から能動的に動くことが苦手だったり、仕事は現状維持できればいいという人にはプレッシャーに感じるね。

一方でバリバリ仕事して自分の市場価値を高めていきたい人には、挑戦し甲斐があるよ。

特にキャリアレベルについては、明確な基準があるので成長を実感できるんだ。

  • テクノスタッフ(エンジニア基礎業務):キャリアレベル=T1~T9
  • スペシャリスト(設計や構築といった上位業務):キャリアレベル=S1~S10
  • マネージャー(技術者の人事管理含む):キャリアレベル=M1~M8

2024年から始まったこの評価方法では、自分の実力を客観的に確認することが可能。

営業のような目標数字がないエンジニアでも、年1回のキャリアレベル判定によって達成感を得られる仕組みになっているんだ。

こうした実力評価の影響もあって、2024年の調査では3部門で第1位を獲得しているよ。

  • 未経験からキャリアアップできると思うIT関連会社(5年連続)
  • 最先端のIT研修が受けられると思うIT関連会社(4年連続)
  • 市場価値の高いスキルが身につくと思うIT関連会社(3年連続)

2022年に2,616名を対象とした社内アンケートによると、約88%のエンジニアが「入社前よりも成長した」と感じている。

頑張りが正当に評価されることによってモチベーションも上がるので、仕事へやりがいを求める人にはオススメな環境だね。

企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。

 




ここまで、オープンアップITエンジニアのネガティブな評判を深掘りしてきたけど、もちろん良い面もあるから説明させてね。

オープンアップITエンジニアの良い評判

ポジティブな口コミはコチラ。

  • 配属先が変わってもサポート万全な福利厚生
  • 男女関係なくキャリア形成できる

転居費用や帰属意識の低下などSES事業のデメリットに向き合う対策をお伝えするよ。

配属先が変わってもサポート万全な福利厚生

社宅であるレオパレスに入居する際は、入居に関する初期費用等はかかりません、家具家電付きなので初期費用に関してはかなりお得だと感じることが多いかもしれません。

引用:転職会議

入社する人の約80%がIT未経験者なため、全国各地の配属現場で不安を感じないように、様々な福利厚生を整えているんだ。

  • 各種社会保険完備、年間休日122日、待機期間中も給与支給
  • 資産形成サポート:確定拠出年金制度、従業員持株会制度
  • 転居費用負担制度:1回目の引越しは移動費含め全額支給、転勤区分に応じて手当有
  • 社員寮:家具付きの借り上げ社宅有、寮費の手当も有

またプライベートを充実させてほしいので、ベネフィット・ステーションにも加入。

全国の飲食店やレジャー施設で割引がうけられたり、介護サービスの補助金が使えたりと、140万件のメニューが利用できるよ。

さらにオープンアップITエンジニアは帰属意識を高めるため社内交流を重視。

例えば各拠点ごとで、勉強会や懇親会を定期的に開催しているんだ。

ここではエンジニア同士で知識や悩みを共有できるだけでなく、営業担当と顔を合わせて交流することもできる。

配属先で困ったことがあっても抱え込まずに吐き出せるんだ。

「メンタル面を維持できる」「先輩からアドバイスをもらえる」など派遣型でも孤独を感じさせない取り組みが好評だね。

男女関係なくキャリア形成できる

男女関係なく評価され、女性も伸び伸びと働ける環境です。営業さんも女性が多いため、担当営業さんが女性になると、女性エンジニアも安心感が強いと思います。

引用:openWork

オープンアップITエンジニアは男性60%、女性40%という比率。

配属先によっては女性エンジニアが多数いる現場もあるんだ。

支援制度が整っているから働き続けるイメージが持てる、という意見も見られたよ。

  • 時短勤務:子が3歳になるまでの所定労働時間は6時間
  • 看護休暇:子が小学校入学まで1人あたり年5日、2人以上なら年10日取得可
  • 所定外労働免除:子が3歳になるまで所定時間を越えた労働を免除

2024年度に育休を取得した女性エンジニアは84%、復帰した女性エンジニアは73%いる。

政府が定めた「第1子出産前後の女性の継続就業率目標:70%」よりも高い水準だね。

復帰する際の案件も担当営業が紹介してくれるから、育休中は仕事探しをする必要がなく、全力で子育てと向き合えるよ。

時短勤務についてはさらに改善される見込みがあるなど、現在も制度は改革中。

女性でもライフイベントと仕事を両立して、理想のキャリアを築くことができるんだ。

まとめ

どうだったかな?

このページで一番伝えたかったことは、就職先企業を選定する際、ネガティブな評判を目にしても、そのまま真に受けないで欲しいということ。

企業に対するネガティブな評判は、そのまま当てはまる人もいれば、人によってはポジティブな面として捉えることが出来る情報もあったよね。

企業分析する際は、自己分析も並行して行って、認知バイアスに陥らないように適切な判断の軸を持つようにしよう!

認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。

 




オープンアップITエンジニアに関する記事