本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。
質問者
たしかに、ネット上に口コミはミクシィのネガティブな情報も多いですよね。
でも、ネット上にある会社の企業の口コミは辞めた元社員が書き込むことが多いからネガティブな情報に偏りがち。
「情弱」の人は、ネガティブな情報を見ると、感情や直感で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。
『自分は情弱じゃない』って思っている人ほど要注意!
国が行った調査で、大卒の新規学卒就職者で3年以内の離職率は32%以上!
この結果からも、企業選定の重要性が分かると思います。
ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。
このページでは「ミクシィがやばい」と言われる理由を深掘りして、悪い口コミの裏にある情報もお伝えしようと思います。
このページを読むとミクシィについて、偏見なく企業分析できるようになりますよ。
元社員の評判を解説!ミクシィが「やばい」と言われる真相
「やばい」と言われる主な理由は次のものがあると思います。
- ゲーム事業に興味がないと意欲的に仕事ができない可能性がある
- 新卒の育成環境が整っていない
- 希望した部署で長く働けるとは限らない
- 文化祭ノリについていけない!?
- 部署によって雰囲気や業務内容が違う
これだけだと、「やばい」と言われる理由が伝わらないですよね…
ここから「やばい」と言われる理由を深掘りしていくのですが、理解してもらいやすいように先にどんな企業か解説しますね。
『もう知っているよ』って人は読み飛ばしてくださいね。
ミクシィってどんな企業?
株式会社MIXIは、SNSの「mixi(ミクシィ)」を運営していますが、現在の主力コンテンツは、2013年10月にリリースされたスマホゲーム「モンスターストライク」です。
以前の社名は株式会社ミクシィでしたが、2022年10月に株式会社MIXIヘ変更されました。
従業員数は1,556名(2023年3月末時点)、売上高は連結で1,468億円(2023年3月末時点)。
オフィスは東京都渋谷区の渋谷スクランブルスクエアにあります。
『「心もつながる」場と機会の創造。』をミッションとして掲げ、「デジタルエンターテインメント事業」「スポーツ事業」「ライフスタイル事業」の3事業を中心に展開。
「デジタルエンターテインメント事業」で有名なのは、スマホゲームの「モンスターストライク」です。2023年6月時点で世界累計利用者数が6,000万人を突破!
「モンスターストライク」は知っていても、MIXIが運営していることは知らない方も多いかもしれませんね。
「モンスターストライク」は10周年を迎え、ブランド化しさらなる事業拡大を目指しています。
「スポーツ事業」では、国内最大級の競馬総合メディアである「netkeiba.com」や、競馬車券・オートレース車券の販売サイトである「チャリロト.com」などを運営しています。
「ライフスタイル事業」では、SNSの「mixi(ミクシィ)」の他、子供の写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」などを運営しています。
「家族アルバム みてね」は海外を中心にユーザー数を伸ばしており、2,000万人を突破しているんですよ。
SNSの「mixi(ミクシィ)」を知っていても、MIXIがこんなに幅広い事業を展開していることは知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
複数の事業で成功している株式会社MIXIですが、ネットで調べるとネガティブな口コミがあったので、深掘りしていきましょう!
ゲーム事業に興味がないと意欲的に仕事ができない可能性がある
SNSに興味があるならやめたほうがいい。ゲームに興味があるなら良い会社だと思う。
引用:openWork
SNSで成長した会社ですが、すでにゲーム事業が中心になっているので、ゲームに興味を持てない人は意欲的に仕事をするのは難しいかもしれません。
「モンスターストライク」のゲームはプレイしているのはもちろん詳しくて当然といった雰囲気でした。
ゲーム好きでなければ、疎外感を感じるかもしれませんね。
逆にゲームが好きで、ゲームに関わる仕事がしたい人にはおすすめな企業です!
新卒の育成環境が整っていない
社員構成は中途社員がほとんどで、特に新卒を育成しようとするシニア社員はほとんどいないので注意。
引用:転職会議
新卒入社の社員に対する教育は、うまくできていないと感じましたね。
新卒の初任給が高いので、優秀な新卒社員は多く入社してきます。
ですが、育成環境が整っていないので、自分で努力しない社員は市場価値は低くなってしまうと思います。
元が優秀なのにもったいないなと思いましたね。
社会人として基本的なマナーなどのスキルが足りない人もチラホラ…
転職してみて自分の市場価値に初めて気付くということもあるんじゃないでしょうか。
優秀な中途入社の社員は多いので、自身で目標を持ち、スキルのある人から学んで自己成長していく意欲があるという人には逆にチャンスがある企業と言えますね。
希望した部署で長く働けるとは限らない
この手の業界はスピード感が高いので、希望した部署に長く滞在できるとは思わない方がいいです。
所属部署によっては毎月のようにプロダクトの方針・目標設定が変わります。引用:openWork
部署異動は割と頻繁にありました。
さまざまな事業を展開しているので、どの部署に配属になるかによってどんなプロダクトに関わるかは変わってきます。
SNSがやりたいと思って入社しても、ゲームの部署に配属されたり、異動になることもあります。
希望の部署でずっと働けるとは思わない方が良いですね。
事業の幅が広いのは良い面もあると思います。
一つの事業がうまくいかなくなっても会社が経営難に陥るということは少ないと思うので。
さまざまな事業に関わって、いろんな経験をしたいという人にはおすすめです。
文化祭ノリについていけない!?
良くも悪くもでかい企業ではあるのにベンチャーのノリと雰囲気が抜けきっていない。
体育会系のノリではないが、文化祭的ノリは大いにあった。引用:転職会議
すでに大企業なのに、文化祭のようなノリと雰囲気が抜けきっていないなって感じることも。
同僚とも、仕事相手というよりは友達感覚で接する人も多かったです。
仕事とプライベートの区別がきちんと付けられていないなと思いました。
ノリが合わない人は苦痛に感じるでしょうね。
上下関係を気にせずに、なんでも意見を言える点は良いところですね。
風通しは良いと思います。
仲良くみんなで団結して楽しく仕事をしたい、という人には合う社風だと思います。
部署によって雰囲気や業務内容が違う
部署によって雰囲気や社員の雰囲気も異なるため、ある程度のガチャ要素はあるかと思われる。
引用:openWork
部署によって雰囲気や業務内容が違い、異動も割と頻繁にあるので、異動すると慣れるのに時間が掛かるかもしれません。
それまで働いていた部署がとても働きやすかったのに異動になることもあって、残念な気持ちになったこともありましたね。
ただ、雰囲気は違うとはいえ、そんなに悪い雰囲気の部署はあまりなかったと思います。
同じような環境で長く働くと飽きてしまうという人は、転職しなくても違う環境に身を置くことができるので良いかもしれませんね。
企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。
ネガティブな口コミも多いですが、もちろん好意的な口コミもたくさんあります。
代表的なものをピックアップして紹介しますね。
ミクシィの良いところ
ワークライフバランスはとても調整しやすい
ワークライフバランスは非常に良く、柔軟な働き方ができている。
家族の予定なので早く上がる人は本当に早く上がるし、それを責める人もいないホワイトな職場だと感じた。引用:転職会議
仕事の進め方は比較的自由です。
残業を強制するような文化もありません。
フレックス制やリモートワークでの勤務も可能なので、ワークライフバランスは調整しやすかったです。
有給休暇も、仕事の調整ができれば自由に取ることができました。
当日の急な体調不良や子供の病気などで休む人もいましたが、それを非難するような雰囲気はなかったですね。
男性でも子供の送り迎えで早めに退社する人もいました。
そのように私生活の予定を優先させることにも寛容な雰囲気。
コロナ渦では、リモートワークを推進していて、世の中の状況に合わせて柔軟に制度を変えて働きやすくしてくれましたよ。
女性も働きやすい環境
男女問わず働きやすい環境だと思いました。
育休や産休を取得される方が多く、子育て世帯に優しいです。
育休復帰後も時短制度や時短フレックス勤務等があり、育児と仕事を両立してバランス良く働けます。引用:転職会議
女性にとってとても働きやすい環境でしたよ。
昇進や採用などで女性が不利になるようなことも、特になかったと思いますね。実績と能力で公平に評価されていたと思います。
女性の管理職も多いほうじゃないですかね。
生理休暇など、女性ならではの休暇を実際に取っている人もいましたし。
産休・育休の制度も整っていて、実際に子育てしながら働いている女性もたくさんいました。
育休から復帰した後も、時短勤務やフレックス勤務ができる制度があったので、育児と仕事を両立して働くことができると思います。
まとめ
いかがでしたか?
ミクシィが「やばい」と言われる理由を深掘りすると、人によっては逆に良い点だったりすることもありますよね。
このページで伝えたかったことは、就活生がネガティブな情報を目にすると、「認知バイアス」に陥り企業選定に失敗する危険があるということ。
企業選定する際は、自己分析も並行して行い、この情報は自分にも当てはまるのか、自分にとっては逆の見方ができるのか注意してみましょう!
認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。