ベネッセスタイルケア やばい【理由9選】「いじめ」はある?激務って本当?

ベネッセスタイルケア やばい

筆者・記事構成

本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。

質問者

ベネッセスタイルケアっていう介護業界大手の求人が気になって、インターネットで評判を調べたら「ベネッセスタイルケア やばい」「いじめ」「激務」とか不安になるような検索候補が出てきて…

たしかに、ネット上にはベネッセスタイルケアのネガティブな評判が多くあるよね。

でも、一般的にネット上に書き込まれている企業の評判は、辞めた元社員が書き込むことが殆どで、ネガティブな評判に偏りがち。

「情弱」の人は、そのようなネガティブな評判を目にすると、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。

『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意。

国が行った調査で、新規学卒就職者で3年以内の医療・福祉業界の離職率は38%以上もあるんだ!

参考:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況

このことからも、就職先の選定がいかに重要であるか分かるよね。

ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。

 




ここではベネッセスタイルケアが「やばい」と言われる理由と、ネガティブな評判の裏にある情報を深掘りして説明していくね。

このページを読むと、ベネッセスタイルケアについて、偏見なく企業分析できるようになるよ。

元職員の評判を解説!ベネッセスタイルケアがヤバいと言われる理由

「やばい」言われる理由には次のような要素があるかな。

  • ベネッセスタイルケアは「いじめ」があるって本当!?
  • 誰でも受かるからやばい?
  • 仕事量と負担が多く激務?
  • 転勤の可能性がある
  • シフト制なのがキツイ
  • 給与が安くてキツイ!?
  • 仕事の内容がキツイ
  • 社風のクセが強い
  • 変化のない毎日がツライ

これだけだと、よく分からないよね?

ここから、「やばい」と言われる理由を深掘りしていくんだけど、理解してもらいやすいように先にどんな企業か説明するよ。

『もう知っているよ』って人は読み飛ばしてね。




ベネッセスタイルケアってどんな企業?

東京都新宿区に本社がある株式会社ベネッセスタイルケアは、東証一部上場企業であるベネッセホールディングスグループの中で高齢者介護サービス事業と保育事業を担っている企業だよ。

全国にある入居型介護サービスは業界トップクラスの運営数を誇り、その他にも訪問介護サービス、通所介護サービス、研修・人材サービス、サービス付き高齢者向け住宅運営などを提供しているんだ。

介護の専門性の高い人材を育成するために必要な知識・技術・実践力を、段階的に習得できる研修制度やスマートフォンやパソコンを使用した記録作成によりリアルタイムな情報共有や遠隔ケアが可能になり、効率的なコミュニケーションとサポートが提供されるなど介護のトップランナーとして、持続可能なイノベーションに注力しているのが特徴的な企業。

そんなベネッセスタイルケアも、ネットで調べるとネガティブな評判もちらほら目にすることがあるな。

詳しく見ていこう。

ベネッセスタイルケアは「いじめ」があるって本当!?

一般的に介護業界は上下関係や人間関係がこじれている職場は多いからね。

厚生労働省も「介護現場におけるハラスメント対策」を打ち出していたりするし。

ベネッセスタイルケアも例外ではなく、事業所数も多くどこかかしらで人間関係が上手くいっていないところもありえると思うよ。

全ての事業を知っている訳じゃないから確かなことは言えないけど、自分がいた施設では「いじめ」と思われるものはなかったかな。

もし、仮に「いじめ」等、ハラスメントが合った場合、ベネッセグループでは専用の相談窓口が設置されているため活用して欲しい。

誰でも受かるって本当?

インターネット上では「ベネッセスタイルケアは簡単に入れる」って言われることもあり、逆に不安になることもあるよね。

実際のところはどうなのか、こちらのページで解説しているよ。

仕事量と負担が多く激務?

正社員の仕事量や負担がとにかく多い。

引用:転職会議

介護の仕事は、仕事量もそれなりにあるし、命を預かっている仕事だから負担というか責任感を感じる仕事だと思う。

仕事量は、その時によって違ってくるから、余裕を持って仕事をしたいと考える人にはマイナスに感じるかも…。

暇な仕事よりも常にやることがある、臨機応変に対処できる人には、やりがいのある仕事だと感じるよ。

ただ、どんな仕事に就いても繁忙期はあると思うんだよね。

介護の場合は、繁忙期は無いけど、仕事が集中する時間があるかな。

仕事量に応じて時間の割り振りを考えて行動したこと、時には一緒に働くメンバーに声をかけて時間内に終わらせて来たことは、仕事遂行能力の向上に役立っていると思う。

これは、一生モノのスキルだと思っているんだ。

ベネッセではコミュニケーションが円滑になるのに役立つようにと、社員全員にLINE WORKSというシステムが導入されている。

そのほかにも、これまで紙で行っていた記録・転記業務を効率化するだけでなく、日々のケアに対する気づきや行動のきっかけになって欲しいと、介護・看護記録プラットフォームが導入されているから、これからますますこの点の負担は軽減されてくるんじゃないかと思ってるよ。




転勤の可能性がある

転勤は希望すれば数年に一度あるので、異動できることがある。

引用:openWork

全国に施設があるので他のホームに異動になるのは、ちょっと…と思う部分もあるよね。

生活基盤が変わることにもなるし、一緒に働いてきた職員や、ご縁の出来たご入居者様と離れるのも寂しい。

そういう思いもあるけれど、転勤したからこそケアの仕方の幅も広がったし、お客様への接し方も以前よりもっと良くなっていったと思ってる。

自分の介護の知識と経験の引き出しが増えたのは、色々な施設を経験することが出来たからだと。

色々な人に関わることで、自分自身の価値観を知ることや、相手を受け入れる幅も大きくなっていけたのも有難かった。

仕事を通して人としても成長できているなと。

そう分かってからは転勤も悪い事ばかりじゃないなと前向きに受け入れられるようになったよ。

逆に施設が合わなかったときに、転勤の希望を出したという職員もいたよ。

シフト制なのがキツイ

体力がないと続けられません。
本来は夜勤明けの翌日は休みですが、その休みが潰れることは当たり前で、連続で夜勤に入ることも当然のようにありました。
ご利用者様の対応に追われるので、休憩もままなりません。

引用:転職会議

シフト勤務って大変じゃないと言われることは多いけど、土日休みが固定の場合、困った点があるのも知ってたからシフト勤務も良いなと思っていたよ。

役所や銀行などは、平日しか対応していないから必要に応じて休まないといけない。

その点シフト勤務なら平日に休めるから役所や病院にも行きやすいし、出かけた先は、比較的すいていることも多いからゆっくり出来るのが良いよね。

土日休みの場合だと振り替えが出来ない会社の場合は、有休申請しなくちゃいけないのはもったいない。

スケジュールがきっちり固定されてないと苦手、平日は仕事、土日は休みってメリハリ効かせたいという人は、シフト勤務は性格的に合っていないのかもしれないね。

シフト勤務でも大丈夫って人は、1日の使い方が上手い人だと思う。

一か月をトータルで見た時に、やりたいことが出来れば大丈夫っていう気持ちになればシフト勤務に対する不安も軽減すると思うな。

給与が安くてキツイ!?

基準が恐ろしく厳しいので、突出した数字を出しても昇給しません。よほど上司に気に入られない限り昇給はかなり厳しいです。
とは言え、介護業界なのでやむを得ない部分ではあります。

引用:openWork

介護職は給与が安い。これはよく言われているよね。

政府もこの事を気にして介護職の給与アップを図りますって言っているくらいだもの。

その甲斐もあって、年々介護職の給与はアップしていると感じてるな。

それは、きちんと現れていて、令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果での勤続1年~1年11か月における平均給与額は280,550円。

ベネッセスタイルケアの大学新卒の正社員の月収例が、271,050~319,925円。

企業ホームページにも公表されているものなので平均的な給与水準じゃないかな。

とはいえ他はもっと貰っているかなと思って調べたんだけど、厚生労働省が出している賃金構造基本統計調査、新規学卒者の学歴別にみた賃金新規学卒者の賃金を学歴別にみると、男女計で大学卒は.228,500円となっているので、平均よりも約5万円多く支払われている。

参考:厚生労働省|介護職員の平均給与額等

参考:厚生労働省|賃金構造基本統計調査

給与が安いと困るのは、生活費が足りないってことなら、ベネッセグループ共済会に加入しているか確認してみて欲しいな。

医療費、市販薬、検診・予防接種補助があったり、JTBやHISの宿泊補助があるよ。

他にもいろんな制度があるんだけど、対象になる制度をきちんと利用すれば、一か月あたりの費用が減る人もいると思う。

生活に影響する所を補助してくれてるお得な制度を利用したら、家計がどう変わるかも検討してみて欲しいな。

仕事の内容がキツイ

激務。1人の業務量が多く、8時間で仕事が終わらない。

引用:転職会議

介護の仕事は無理とかいわれるけど、仕事の内容が合わないかは、実際やってみないとわからないというのは実感したな。

入浴・排泄・食事など身体に触れる介助もあれば、掃除や洗濯などの家事支援などもある。

介護の仕事は、サービスを利用される方の日常生活で出来ない部分を支えることだから、必要な事はなんでもやることになる。

その中でも、おむつ交換や入浴介助などに対してキツイという人はいたかな。

同性なら大丈夫だけど異性となるとちょっと…と抵抗を感じる人もいたね。

こればかりは生理的に受け付けないという考えがあっても仕方が無いと思ってる。

個人的には、仕事をしていくうちに慣れる部分も多いなって。

それと、身体に触れる介護はお客様との距離も近い分、コミュニケーションを取る機会も多くなる。

よりその人を知る事ができるのが良いなぁなんて思ってるんだよね。

より深く相手と関わる仕事だから、感謝されることも多いし、ねぎらいの言葉をかけてくれると、この仕事をしていて良かったな。

頑張ろうって思えちゃうから不思議だよね。

社風のクセが強い

転職者は苦労する。
ベネッセ介護のやり方に変えろと言われる。

引用:openWork

新入社員の人は、ベネッセのケアのやり方が初めてだから特に気にならないけれど、中途採用の人はベネッセ的な考えが気になるという人もいたかな。

自分が今まで築いてきたケア方法でやっていきたいという人には、今までのやり方を変えるのは大変だし合わない部分もあるかもしれないけれど、介護士の専門性を高めるこの取り組みも沢山あって悪くない環境だったと言えると思っている。

サービスナビゲーションシステムやベネッセ版 介護DXなどのシステムツールもあるし、事業の成長とともに、一人ひとりの働き方や将来像に応じて、さまざまなポジション・役割で活躍できるようなキャリアプランを実現していくことを大切にしてくれる。

ベネッセスタイルケアの理念やケア方針に共感できれば、活き活きと会社に勤めることが出来るという考えも出来ると思うな。

変化のない毎日がツライ

コロナ禍であったということもあり、行事少なくただ淡々と同じ日々の繰り返し。入居者様もつまらないかも?

引用:転職会議

変化がなくて飽きない?と言われるけどそんなことはないかな。

一日の仕事の流れが決まっているという点は確かにあると思うけど、日々小さな出来事はあるからね。

大きな変化が無いと達成感を感じることが出来ない人や、ルーチンワークが苦手な人には、そのことが同じことの繰り返しと感じるだろうし、目標が持てないという人もいるかもね。

そういう点ももちろんあるけれど、毎日同じことの繰り返しということは、適切なケアが出来ている。

ご利用者様の生活が安定しているというプラスの要素もあると思うんだよね。

仕事の内容は日々変わらないけれど、仕事の精度をあげることに意識を向けていけば目標はおのずと生まれてくると思うんだ。

日々小さな目標を立てて、それをコツコツと積み上げて行いけば、変わらないように見える毎日の中にも変化を見つけることが出来るようになると思うな。

企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。

 




ベネッセスタイルケアはネガティブな評判だけじゃなくて、良い評判もあるから幾つかピックアップして説明するね。

ベネッセスタイルケアの良いところ

スキルアップをサポートしてくれる

初任者研修費用…6万5千円補助

実務者研修受講料…全額会社負担

介護福祉士の受験料・ベネッセの介護福祉士受験対策講座の受講料を全額助成。

介護支援専門員の受験料・ベネッセの介護支援専門員受験対策講座の受講料を全額助成。

正社員、契約社員だけでなくパート、登録ヘルパーも対象になっているという点は本当にすごいと思うよ。

社員のスキルアップを金銭的にサポートしてくれる点は有難いよね。

(注:ケアマネの更新研修の費用は正社員と契約社員に限られる。)

ワークスタイルを変えることが出来る

雇用形態をその時の状況に応じて柔軟に変えることが出来る所が働きやすいんじゃないかな。

子供が大きくなるまでは時短勤務やパート勤務に変更することもできるし。

もちろん子育てがひと段落すれば、社員登録制度を使用して正社員に復帰することも可能。

出生時育児休職(産後パパ育休)や条件によって最長2歳誕生日前日まで延長可能な育児休職も可能だし、支給要件を満たせば育児休業給付金も貰えるから安心して出産育児に専念できるって聞いているよ。

また、家族が要介護状態が解消するまで勤務時間を、最長2時間まで短縮可能としてくれるし、残業なし・残業制限・夜勤なしという点においても仕事を続けるうえでワークライフバランスはかなり改善されて働きやすくなっていると感じるね。

まとめ

どうだったかな?

このページで伝えたかったことは、就職先の職場を分析する際に、ネガティブな評判を真に受けないで欲しいということ。

ネガティブな情報も、当てはまる人もいれば、人によっては逆に良い面に捉えることができる情報が隠されていることもあったよね?

職場を分析する際は、自己分析も並行して行って、認知バイアスに陥らないように適切な判断の軸を持つようにしよう!

認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。