相談者
私もスクールIEで講師をしていて辞めたことがあるんだけど、その時から講師の仕事で悩んで辞めていく人が多かったな。
講師のバイトが辛くてどうしようもなく辞めていく人もいれば、中にはせっかくだからもう少し頑張ってみたほうがいい人もいたよ。
そこで、このページではスクールIEの講師をどのような理由で辞めていくのか、講師を続けるメリットも紹介するね。
スクールIEを辞める前に一度立ち止まって、冷静に考え直すキッカケになったら嬉しいな。
スクールIEの講師バイトを辞めたい場合、どうする?
バイトのトラブルで困っていたら
私がバイトしていたスクールIEに限った話ではないけど…
人手不足が深刻になっている背景もあってか、バイトのトラブルが増えていて、国(厚生労働省)もバイト先でのトラブルを注意喚起しているんだ。
例えば、次のような事例が紹介されているよ。
※下記はスクールIEであった事例ではなく、厚生労働省がバイト全般に対して注意喚起している事例です。
- 忙しくて休憩がない
- 開店準備や片付けの時間の時給が貰えない(サービス残業)
- パワハラ等のハラスメント
- 職場のいじめ
- 売れ残った商品を買わされる
- 学校のテストがある日でもシフトを入れられる
- 代わりを見つけないと辞めさせてくれない
バイト先のトラブル等で辞めたいけど、行動が出来ずに悩んでいる人向けには、以下のページでバイトを辞める手順を紹介しているよ。
それじゃあ、スクールIEのバイトを辞めたくなる理由を見ていこう。
子供たちと接するのに疲れてしまった
生徒も色んな子がいるから、自分と合わない子との授業を繰り返してる内に疲れちゃうこともあるなぁ。
マジメでしっかり勉強してくれる子達は、素直で接しやすいんだけど、問題は勉強をする気が皆無だったり、落ち着きのない子達だね。
勉強をする気がない子は、私達が頑張って教えてもムスッとした顔でいかにも面倒臭そうな表情をされるから、教えていてもなんだか意味がないように感じられちゃうんだよね。
だからと言って完全に割り切って手を抜いてるのがバレると、塾長が生徒の親子さんからのクレームに繋がるし。
接し方に悩んでいる内に疲れちゃうんだよね。
後は単純に手のかかる子の授業をしていて疲れちゃうんだよね。
基本的にそういう子どもは正社員や講師歴の長い先生が担当することが多いんだけど、塾によっては手のかかる子を教えざるを得ない時もあって。
授業中落ち着いていられなかったり、何回教えても「分からない」って言われることもあるからこっちも少しずつイライラしてきちゃうんだよね。
本当は生徒にイライラするのは避けたいんだけど、頑張って分かってもらえるように教えてるのに理解してもらえないのって、辛いんだよね。
もし相性の悪い生徒さんがいたら、素直に塾長さんに相談して慣れてる先生達にお任せするといいかも。それでも断られた時は別のバイトを考えるのも一つの手段だと思うよ。
教えたくない科目を教えることになってしまった
塾の先生って初めに教えられる教科について聞かれるんだけど、守ってもらえないことが多いんだよね…。
私も初めてスクールIEでバイトした時に「数学(算数)と理科、英語」を教えられるって伝えたんだけど、1〜2週間したある日、
「担当の先生が来れなくなっちゃったから、代わりに国語を教えてほしい」
って当日に言われて、断りきれなくて教えたことがあるんだ。
ただ、それ以降も国語や社会を教えなきゃならない機会が増えていって、生徒達に申し訳なくなって辞めることにしたんだよね。
テキスト通りに教えれば大丈夫、とは言われるけどあんまり勉強してない教科は上手に教えてあげられないから、お金を払ってくれる生徒に申し訳なく感じちゃって…。
せっかく生徒に教えてあげるんたったら、
「分かった!」
「先生の教え方、分かりやすい」
って言ってもらいたいからね。
もし教られない科目を教えてほしいと頼まれた時は、素直に「分からないのでやめておきたいです」って伝えるといいよ。
いい塾長さんならそれで納得してくれるし、「仕事なんだから教えるように」と強制された場合は素直に「それなら辞めたいです」って伝えるといいと思うよ。
先生たちとの熱量の違い
塾によってはまさにマンガみたいな熱血の先生もいるんだよね。
そう言った先生が塾長だと熱血すぎてついていけなくなっちゃうのが辛いところ。
例えば、土日の授業がない時間でも生徒のために行動しろ、とか言われたりして。正直、先生1人で熱いのは勝手だと思ってるけど、巻き込まれちゃうとちょっとめんどくさいし、ついていけないんだよね…。
実際そんな先生に振り回されて疲れちゃって辞めたい、って話をした時も「責任感がない」とか、「生徒を見捨てる気か」とか言われた時は、正直困ったよね…。
もし塾でバイトをするなら塾長の先生の雰囲気が、授業の様子を少し見ておくと困らないかも。
自分に合わないと思ったら辞めるのも1つの手段だと思うよ。
塾講師以外のスキルアップが難しい
塾講師として勉強を教えたり、子どもと接する力はつくんだけどそれ以外の仕事はやる機会がないんだよね。
だから能力がつかないこともあって、辞めることにしたんだよね。
でも塾講師の仕事は教えることだけじゃなくて、子どもとの接し方やどうやって教えたら喜んでもらえるかみたいに勉強になることがたくさんあるんだよ。
だから、一概に塾講師としてのスキルしか積めないということはなくて、塾講師を通じて色々な社会人になってからも使えるようなスキルを学べるやつになるんだ。
ただ、本当に授業しかやらせてもらえないようなところや、やってて「この仕事に何の意味があるんだろう」「この仕事から何を学べるんだろう」と思い詰めちゃうくらいなら辞めた方がいいかもしれないね。
なかなかシフトに入れない
塾によっては先生自体が多かったり、生徒数が少ないところもあって、その場合アルバイトのシフトをあまり入れられないんだよね…。
基本的に塾に勤めている正社員やフリーターの先生が優先的にシフトが入るから、アルバイトはその穴埋めのところも少なくはないんだよね。
その結果、ちっともバイトのシフトが入らなくてお金にならない…。
ってケースもあるから注意してね。
もしそんな状況を避けたいなら、面接の時に「塾生はどれくらいいますか」「週何日までシフトを入れられますか」ってことを聞いておくといいと思うよ!
大学生の場合、夏期・冬期講習について聞いておけば、どれくらいバイトが入れられるか検討もつくよ。
まとめ
スクールIEのバイトを辞めたいと思う理由は人によって様々だと思う。
いずれにしても感情や思いつきでバイトを辞めてしまうのではなく、すこし冷静に考えて結論を出そうね。
考え直したけど、辞めるって決めた場合は、次のページで辞め方を紹介しているよ。