本ページは元社員の口コミ・評判をもとに内容を構成しています。
質問者
たしかに、ネット上には株式会社Wizのネガティブな評判も多いですよね。
でも、一般的にネット上にある企業の評判は、その企業を辞めた元社員が書き込むことが殆どでネガティブな情報に偏りがち。
「情弱」の人は、ネガティブな評判を読むと、直感や感情で「認知バイアス」に陥り、本当は良い企業を避けてしまう危険も。
『自分は情弱じゃない』って思っている人程、要注意。
国が行った調査で、大卒の新規学卒就職者で３年以内の離職率は、32％以上！
この結果からも、企業選定の重要性が分かりますよね。
ちなみに、企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼす悪影響は次の記事で紹介されていて、今まで知らなかった人は要チェック。
このページでは、株式会社Wizが「やばい」と言われる理由と、ネガティブな評判の裏に隠されている情報を深掘りして解説していきます。
このページを読むと、株式会社Wizについて偏見なく、企業分析ができるようになりますよ。
元社員の評判を解説！株式会社Wizが「やばい」と言われる理由
「やばい」と言われる理由には以下の要素があるかなと思います。
- 離職率が高い！？
- 基本的に残業あり
- 給与や役職は実力次第
- 社内の雰囲気は体育会系
- 扱う商材が多すぎる
- ボーナスは期待しない方がいい
これだけだと、分かりにくいですよね。
ここから「やばい」と言われる理由を深掘りしていくのですが、理解してもらいやすいように先に「どのような企業か」を説明しますね。
『もう知っているよ』っていう人は読み飛ばしてください。
どんな企業？
株式会社Wizは個人や企業のデジタル化促進のために多様なIT商材を提供する会社です。
本社は東京都豊島区にあり、札幌から沖縄まで全国に14の支社を持っています。
2012年に創業し、社員数は819名(2023年)、売上高は196億円(2022年)。
採用については新卒入社が54％、中途入社が46％の割合なので若手層がやや多い印象。
大きく分けて次の6つの事業を展開しています。
- 個人パートナーDX事業：光回線、ガス、電気、節水などのサービス導入サポート
- 法人パートナーDX事業：レジシステム、採用、集客管理などの課題解決サポート
- 地域向けDX事業：プロバスケチーム運営、企業と自治体の事業マッチングサービス
- マンションDX事業：Wi-Fi回線や防犯カメラなどマンション設備のDX化サポート
- HR事業：転職支援サイト運営、転職カウンセラーによる無料相談受付
- M＆A事業：事業売却サイト運営、専任アドバイザーのサポート提供
フレッツ光、UberEatsやインスタグラム運用代行サービスなどの多様なITツールを扱えるので、顧客の悩みに対して的確な導入提案が可能。
成長が期待できる企業を選ぶ「ベストベンチャー100」にも8年連続で選出されました。
PR TIMES｜Wizが8年連続でベストベンチャー100に選出されました！
時流をキャッチしてスピーディーに仕事へつなげることが得意な総合商社ですよ。
そんな、株式会社Wizですが、ネット上にはどのようなネガティブな評判があるのか、詳しく見ていきましょう。
株式会社wiz 離職率の離職率は高い！？
若くしてチームを持つことができたりと、年齢関係なくチャレンジさせてもらえるのとかは、とてもいいと思いますが、それだ離職率が高いと言えます
引用：転職会議
Wizに限らず、一般的に営業・テレマーケティングは離職率は高く、厚生労働省の調査でも3年以内の離職率はサービス業の場合、48％以上。
そのため、Wizだけの離職率だけを見て、離職率が高いと思い込んでしまうのは要注意です。
企業の離職率より、その企業を俯瞰して見たときに自分にとって合っている、どうかが重要。
例えば、営業・テレマーケティングで言うと、どの企業でもストレス耐性が低い人だとすぐ辞めてしまいがち。
また、日本の大企業に多い「結果を出しても年功序列で、なかなか出世できない」ような企業だと、モチベーションが維持が難しい人もいますよね。
そのような人は、結果を評価してくれる企業の方が長く続けられるものです。
基本的に残業あり
終礼以降に残業1〜2時間することもあるので12時間勤務もザラ。
引用：openWork
ベンチャー企業の営業というとガツガツ仕事をしているイメージがありますよね。
Wizの社員もまさにその通りで、顧客訪問や新規開拓など日々忙しいため、基本的に退社時間は遅いと認識しておいた方がよいです。
それもあって、あらかじめ残業代が含まれた給与体系となっています。
定時から1.5時間程度がみなし残業分の目安で、19時頃に全体終礼がおこなわれますよ。
年に10回ほど土曜出勤もあるので、ワークライフバランスを重視している方や終業後の時間を大切にしたい方にはあまりオススメできません。
仕事にとことん打ち込む環境ですが、成果に応じて報酬がアップするインセンティブ制度を採用しているので、モチベーションが高い社員は多いです。
自身の目標に対する進捗が良いときは早く帰る場合も。
上司が帰らないから残らざるをえない、といった悪い風習はありません。
月末月初や繁忙期以外なら有給取得も自由です。
平日ガッツリ働いて土日はしっかり休むので、メリハリのある生活ができますね。
給与や役職は実力次第
実力主義なので結果がでればその分しっかりと給与や役職に反映されます。
引用：転職会議
実力主義を徹底しているので、営業成績がよければ給与や役職もどんどん上がります。
逆に何か月も目標を達成できないと減給や降格になるため、数字への緊張感はありますね。
カンタンにクリアできるものではないので、毎月の努力が必要。
期待をかけられることやプレッシャーに弱い人は向いていないでしょう。
チャレンジ精神がある方にとっては非常にやりがいを感じる職場です。
新卒1年目でも昇格チャンスがあるのは嬉しいポイント。
もちろんいきなり飛び込み営業させられることはないので安心してください。
新入社員は入社後半年くらいまで毎月研修があり、ビジネスマナーや営業としての基礎ノウハウを身につけることができますよ。
社歴を積んでからも各ポジションで研修制度があり、キャリア形成に役立っています。
役職者になると住宅手当も支給されるため、それを目当てに上を目指す人も多いのだとか。
責任者の平均年齢は31.8歳なので、若手が活躍・成長できるフィールドといえますね。
社内の雰囲気は体育会系
体育会系でガンガン数字を追うので、顧客の奪い合いがすごかったです。
引用：openWork
創業から10年と若い会社のため、元気に仕事に取り組むことを求められる傾向です。
営業部には社訓などを唱和する文化があり、目標に向かう一体感が求められています。
20代の社員が多く、若者ノリに遭遇すると中途社員は馴染みにくさを感じるかも。
ただ、同じ目線の社員が多いので「若手だから早く出社しないといけない」「新入りはみんなの机を掃除する」などの古い体育会系ルールはありません。
社員の声を拾って新規事業を展開した例もあるほどなので、風通しの良さはバツグン。
運動会やハロウィン、花火大会などの社内行事も充実しています。
プライベートでも仲の良い社員が多く、仕事のチームワークにもつながっていますね。
扱う商材が多すぎる
300商材を取り扱っているため、様々な分野に触れることができるのが面白いです。
引用：転職会議
約300種類のIT商材を使った提案ができる部分は、Wizの大きな強みです。
例えばこんな事例があります。
- 店舗でキャッシュレスを導入したい：POSシステムやマルチ決済サービスの提案
- オフィスをスマート化したい：業務のクラウド化や電話受付代行サービスの提案
- 事業の資金集めをしたい：クラウドファンディングプラットフォームの紹介
- 保育園の運営費を削減したい：電気やネット会社を比較した削減プランの提案
ただし取扱い数があまりに多いため、何があるのか把握できていない人もいます。
商材の勉強をサボっていると、貴重な営業機会を逃しかねません。
「メーカーの人間よりもその製品に詳しくなるぞ」ぐらいの意欲が必要ですね。
あくまで代理店営業なので、自社製品を売り込みたい人にはミスマッチかもしれません。
その分売れないと判断したサービスはすぐ撤退するので、リスクを回避できる特徴も。
商材によってアピールポイントが違うので、営業スキルや語彙力がアップしますよ。
顧客のニーズにピッタリな解決策が提案できた時はとてもやりがいを感じます。
ボーナスは期待しない方がいい
ボーナスは業績によって前後するので、あまり多くは望めないです。
引用：転職会議
ベンチャー企業は業績をあげて経営を維持することが重要なため、ボーナス支給に資金をまわせない場合があるようです。
参考：ハタラクティブコラム
Wizには賞与制度が存在していますが、やはり業績の影響は大きいよう。
個人成績だけでなく部署やエリアの売上も加味されるので、予算が未達成だとボーナスはあまり期待できません。
代わりにインセンティブ報酬や昇給の上昇率に力を入れています。
月々のお給料に頑張りが反映されるので、仕事へのやる気が持続しやすいのもメリット。
成績優秀者や功労者にはWizコインという副賞が贈呈され、豪華な景品と交換が可能です。
そんな独自制度や各種手当をあわせると、ボーナスは気にならないという声もありましたね。
企業のネガティブな評判が就職希望者に及ぼすネガティブバイアスが気になる人は、次のページでチェック。
ここまで、Wizのネガティブな評判を深掘りしてきましたが、もちろん、良い点もありましたので紹介させてください。
株式会社wizの良いところ
日本企業的な考え方にとらわれないユニークな内容をご紹介しますね。
福利厚生が面白い
提携ジムの使用、オフィスでのヨガ教室、大手インテリア用品小売店の優待券、皆勤手当などが面白い福利厚生があります。
引用：転職会議
Wizでは一般の会社にみられないような福利厚生を利用することができます。
- アニバーサリー休暇：年に1度、記念月に3連休がとれる
- ロイヤルリフ休暇：入社3年ごとに7連休がとれる
- 皆勤手当：年間で無遅刻・無欠席を達成すると、賞状と皆勤グッズを贈呈
- ジムdeリフ制度：月4回以上ジムに通う場合に3000円を支給
- ケアリングDAY：通院や育児、介護が必要な場合、月1回は5時間で早退可能
- その他、勤労感謝手当や引っ越し手当など
オフィスでのヨガ教室があったり、大手インテリア用品店の優待券がもらえることも。
社員の働きやすさを考えた結果、どんどん支援制度が増えていったようです。
特にジム利用の補助金は利用している人が多く、健康維持にも役立っている様子。
福利厚生は社内サイトに掲載されているので、仕事の合間にチェックするのも楽しいです。
子育て家庭への支援が手厚い
福利厚生はとても充実していると思います。
特に、結婚して子供がいる女性に対して手厚い制度が整っています。引用：openWork
子育て世代に対してしっかり支援をおこなう制度は、社員から高い評価を受けています。
産休・育休・時短勤務・出産お祝い金といった基本的な部分はもちろんのこと、クリスマスやお正月に子ども向けの臨時手当をつけてくれる配慮も。
保育利用者や1人親家庭に補助金を出すなど、生活のバックアップも考えてくれています。
また、ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を認め、在宅勤務も導入。
育児休暇を経て現場に戻ってくる女性リーダーや役職者も多いです。
その取り組みから「豊島区ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されました。
仕事と育児を両立する社員のロールモデルがあるのは、若い人にとって心強いですね。
まとめ
いかがでしたか？
このページで一番伝えたかったことは、就職先の企業選定の際、ネガティブな評判を目にしても、そのまま真に受けないで欲しいということです。
企業に対するネガティブな評判は、そのまま当てはまる人もいれば、人によってはポジティブな面として捉えることが出来る情報もありましたよね。
企業分析する際は、自己分析も並行して行って、認知バイアスに陥らないように適切な判断の軸を持つようにしましょう！
認知バイアスに陥らない一番確実な方法は次の記事で紹介されていて、知らない人は要チェック。
