問題
関係データベースの主キーの設定に関する記述として、 適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- 値が他のレコードと重複するものは主キーとして使用できない。
- インデックスとの重複設定はできない。
- 主キーの値は数値でなければならない。
- 複数のフィールドを使って主キーを構成できる。
出典:R05年78問目
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「主キー」とはデータベースで各レコードを一意に識別するための特別な項目で、重複しない一つの値を持つものだよ。
簡単に言うと、データベースの中で「このデータはこれ!」って特定できるIDみたいなもの。
例えば、ある会社の社員を管理するテーブルの主キーは「社員番号」が該当するよ。
複数の項目(フィールド)を使って、主キーを構成することもできるんだ。
例えば、「拠点:Aに所属する社員ID:001」、「拠点:Bに所属する社員ID:001」のように、拠点+社員IDで一人の社員を特定するような主キーもあるよ。
a. 値が他のレコードと重複するものは主キーとして使用できない。
主キーは各レコードを一意に識別するため、重複する値を持つことはできないから正しい。
ちなみに、「一意」というのは、他と重複しない値、唯一の値ということだよ。
b. インデックスとの重複設定はできない。
主キー自体がインデックスを生成するため、インデックスと重複設定が可能だよ。むしろ、主キーは自動的にインデックスが作成されるんだ。
インデックスは、データ検索を高速化するための付加的なデータ構造で、辞書などの索引のイメージだよ。
c. 主キーの値は数値でなければならない。
主キーの値は数値である必要はないよ
d. 複数のフィールドを使って主キーを構成できる。
複数のフィールド(列)を組み合わせて1つの主キー(複合主キー)とすることも可能だよ。
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